弟が陽性診断された。
昨日の話だ。
私も弟も実家暮らしなので
当然濃厚接触者に当たる。
幸い、我が家は家庭内で
家族同士が顔を合わせる機会が
一般家庭に比べて少ないのもあり
今のところ弟以外に症状は無い。
去年秋にコロナで知人が亡くなった。
その時から決して他人事では
なくなったので
「まさか」というよりは
「ついに」という感覚。
職場も、フロアには私しかいない。
よく考えると私は割と1日中
ひとりぼっちで生きている。
それでも家庭内に感染者が出たら
流石に対策を取らざるを得ない。
上司に内線をかけるのに
30分ほどためらってしまったが
黙ってるわけにもいかない。
現在の上司も
物言いがハッキリしているだけで
悪い人ではない、と思う。
上司は対応に困りながら
「とりあえず今日は引き上げてもらって
自宅待機・・・になるのかなぁ?」
と指示を出した。
帰りにPCR検査を受けるようにも言われた。
早速最寄り駅で調べたら
30,000円以上もかかるようでひっくり返った。
そんなに高いのか!?と
別の駅で調べたら3,000円以下だった。
この差は一体なんなんだ・・・?
しかも結局、予約して現地へ行ったら
都民であることを確認されて
無料になった。
いよいよ価格設定の基準がわからない。
PCR検査は、コロナが流行り始めた当初は
綿棒を鼻の奥につっこんで検査する
と聞いていた。
インフルエンザの検査で綿棒をつっこまれ
思わず声に出して呻いた経験がある私は
絶対にやりたくないと思った。
しかし、今のPCR検査は
唾液の採集で可能らしい。非常に助かる。
一昨日、弟からPCR検査を受けたと
連絡があった時点で
恐らく陽性だろうと覚悟していたので
結果が出ても冷静でいたつもりだったが
PCR検査の予約をするときに
入力フォームで間違えまくった。
検査日を入れなきゃならなかったのに
誕生日を入れようとしてしまったり。
4月なのになぜか2月と入力してたり。
自分が感じている以上に
実は動揺していたらしい。
検査場へ行き、必要な書類に記入すると
採集ボトルとストローを渡された。
奥には、選挙の投票用紙を書く時のような
しきりで区切られたスペースがあり
そこでストローを使って
唾液をボトルへ入れる。
事前に少しだけ口内に溜めていたので
難なく必要量の唾液を出せた。
途中で唾液がストローの外に出てしまい
慌てて焦って一瞬吸ってしまった。
何が嬉しくて自分の唾液を
吸わなければならないんだ。
帰りに忘れ物がないか
チェックしていた際に
目の前の壁に"梅干し"と"レモン"の
写真が貼ってあることに気付いた。
なるほどなぁ、考えられてるなぁ
と感心したが
全て終わったあとに気付いた
無意味さにちょっとおもしろくなった。