最近、感動した本です。
「わたしが明日殺されたら」
フォージア・クーフィ/徳間書店
アフガニスタンの次期大統領候補、フォージア・クーフィ氏の手記です。
もちろんノンフィクション。
内戦と女性蔑視の世の中を生き抜き、アフガンの女性としては初めて政治家としての重要な地位に上り詰め、アフガンの未来のために、文字通り命を懸けて闘っている氏の自伝です。
自伝といっても、今まさに、只中にいる氏なのですが、本当に凄まじい人生です。
この本を通して、同じアジアの国なのに、なんとなく私たち日本人が目を背けてきたアフガンという国の実情がいかに過酷か、ということを実感しました。
同時に、2女児のシングルマザーでもある氏の葛藤、覚悟、娘に送る言葉など、ハッとさせられる部分も多かったです。
“もしお母さんが死んだら読んで”と十代前半の娘さんに渡した手紙のなかの一部。
『勇気を持ってね。
人生のどんなものも恐れてはいけません。
人間はだれしもいつの日か死にます。
もしかすると今日がお母さんの死ぬ日なのかもしれません。
そうだとしても、それは一つの目的のためだとわかってちょうだいね。
お願いよ。
何かをやり遂げずに死んではだめよ。
愛しています。』
流されて生きててはダメだ!
そんなことをひしひしと感じ、切迫感さえ覚えました。
そして...日本の政治家の方にもぜひ読んでほしいですね...。
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