ハイドンの活動期のピアノって、まだ完成されたもので無かったんだと思う
自分達が学校で必ず教えられるピアノの歴史的製作者のクリストフォリが1700年頃、1698年頃に取り掛かったとか
なので、ピアノはまだ音も音量も弱いものだったことでしょう
それでハイドンのピアノ協奏曲11番はチェンバロを兼ねているらしい
CDを検索してると後は3番と4番ぐらいしかハイドンのピアノ協奏曲のCDがない
どうも1番、2番、5番などはオルガン協奏曲となってるようで
(Ton Koopmanというチェンバロ、オルガン奏者の演奏がamazon music等で聴けます)
メロディ・チャオという女性ピアニストが居て、
この他のオルガン協奏曲をピアノに変換してるものを見つけました
この人、プロコフィエフとかショパンとか何でも来いで、作曲家でもあるそうな
テンポもやや速めなので、オルガンとは全然曲が違う印象を受けて非常に面白い
11番もアルゲリッチのスピードまでは行かないけど、速め
だいたい、ハイドンにぜんぜん興味がありませんでしたが
映画「アマデウス」でモーツァルトが「ハイドン先生!」と
あのモーツァルトが先生と慕っていたのか?「へえー」でそれだけでしたが
アルゲリッチ版のハイドンピアノ協奏曲の11番を聴いて、「凄いなこりゃあ」と
驚いたもんです
ハイドンと言われなければ、モーツァルトかと思ってしまう
2楽章などが綺麗だけど、ややモーツァルトの方がキャッチーかな?
1,3楽章はほぼモーツァルトが参考にしてるような感じ丸出しかも、作曲年代はどっちが先なのかな?
アルゲリッチさんが、また名曲を更に輝かせてるのも凄いです
メロディ・チャオさん(ブログ表紙がチャオさん)の他の8番などの協奏曲などを聴いてるとハイドンさんの特徴が少し掴めて面白いかもです。3楽章など非常にお洒落なメロディでモーツァルトは書かない感じかな~でも良いな~とかです
モーツァルトみたいに快楽の天国に行っちゃうか、はたまた、闇に潜るかってドラマティックさが良い意味でない感じ
アマゾンミュージックにあるので、きっとスポティファイにも有るでしょう
良かったら検索してみてください