昨夜のレイトショーで観てきました。

     「怪物」

クィアパルム賞🏆と脚本賞🏆を取った作品とのことでみてきました。

ん〜奥の深い作品だな。。。


子供のイジメからシングルマザーが学校へ乗り込んでくるところから始まる。

担任の煮え切らない態度、校長の無責任な態度、事を荒立てないようにと指南する教師たち


最初イライラっとしてみていました。


すると、視点を変えて担任教師がとらえていたこの一件、担任の言い分、ふむふむ。


校長先生の身内に起こった事故の真実、仕事への復帰、そうなのかぁ〜


子供達の関係、あれ?どっちがいじめられっ子?

あれれ?共通の秘密基地を持ってるじゃん!



それぞれについた嘘がそれぞれに誤った認識をされていく。


見方が違えば真逆の解釈になる。


最後に校長先生と湊がトロンボーンとホルンを吹くシーンがあるけれど、「ホラを吹く」という言葉が頭をよぎったのは私だけ?


その音色がまるで怪物の鳴き声のようだった。




人間はどこかに怪物の心を持っているのかな?


いったい怪物は誰なの?