月に一度近所に来る移動図書館の棚に
田坂広志さんの本があり、手に取りました。
以前より田坂広志さんが好きで
これまでも何冊か読んでいます。
『深く考える力』というタイトルから
第一部の冒頭の言葉と
”才能の開花を妨げる「迷信」”
という章から、少しだけですが抜粋して
ご紹介します。
第一部冒頭の言葉
それは、誰もが身につけたいと願う
力であろう。
では、「深く考える力」とは、
いかなることか。
それは、決して、長い時間をかけて
考えることや、一生懸命に頭を絞って
考えることではない。
それは、あなたの中にいる
「懸命なもう一人の自分」
その自分と対話すること。
そのとき、その「もう一人の自分」が
我々の考えを深めてくれる。
思考を深め、思索を深めてくれる。
そして、それは、
我々の中から、叡智が湧き上がってくる
瞬間でもある。
では、その「懸命なもう一人の自分」は、
どこにいるのか。
”才能の開花を妨げる「迷信」” から
『人は、歳月を歩み、
人生の苦難を乗り越えていくほどに、
精神は、若く、瑞々しくなっていく』
我々の才能や可能性を妨げているのは、
「迷信」とも呼ぶべき「思い込み」や、
それによる無意識の「自己限定」に
ほかならない。
しかし、もし我々が、それが単なる
「思い込み」であり、「迷信」である
ことに気がつくならば、
その瞬間に、我々は、「自己限定」の
鎖から解き放たれ、自分の中に眠る
素晴らしい可能性が開花し始める。
歴史上の偉大な先人たちが
教えてくれることは
私たち人間の誰もが、
その心の奥深くに、想像を超えた力を
宿しているという事実、
その力が解き放たれたとき、
何が起こるのか。
一章一章が、心に深く響きます。
ツインハート@twin_ganesh
他人を思い通りには出来ないけど、自分の意識を思い通りにすることは出来るんだ。それにはまず自分を認め、赦し、愛することが大切なんだ。ネガな自分もポジな自分も分けないでね。すると自分の心は自らが分けていたってことに気づくから、悩みに費やしてた時間は幸せのために使うことが出来るんだよ。
2020年06月22日 11:23