【New Arrival 
】
P118C1ウォルナット艶消モデルがショールームに新入荷！お客様のリクエストで人気の装飾猫脚ピアノを取り寄せました🐈🎹
落ち着いたサテン仕上げのウォルナット外装は和洋どちらの空間にもフィット、チェコの職人技が詰まった珠玉の一台です😊
PETROF P118C1 Walnut Satin Finish
Discacciati Piano Bench Mod.110
美しい装飾＆猫脚が印象的、日本のピアノにはないチェコの伝統工芸です。なお専用のピアノベンチはイタリアDiscacciati社製。ペトロフの同モデルにまさしく相応しいチッペンデールデザイン🐈
シートのカラーはイタリア語で「空色」を意味するアッズーロ。
店主が好みの色で注文を始めたのですが今ではすっかり一番人気に。ピアノプレップの看板ともいえるお洒落なカラーです✨
さて、そんなヨーロッパの情緒あふれる輸入品が揃ったところでプレップアップ（精密調整）を開始。
現時点ではあくまで「素材」、これらをいかに「楽器」として皆様にお届けするのか専門店としての役割が大きく問われるところです。
まずはチューニングピンを一本ずつ磨きます✨
そしてアクションを外して弦も綺麗にクリーニング✨
弦の振動が駒＆響板に伝わるよう真鍮棒で駒打ち。
鍵盤後部のキャプスタンスクリューも綺麗に磨きます。アクション＆鍵盤の接点が円滑だと弾き心地がスムーズに👍
鍵盤を外して棚板＆鍵盤筬を清掃。キーピンを1本ずつ磨いた後にパンチングを整理。規格をそろえることで後々の調整もスムーズに👍
パンチングクロスもチェック＆交換。ブランドに相応しい付加価値を提供しています。
キーホールをブラシで掃除、加工時に混入した小さな木屑などを取り除きます。
アクションを再び搭載、ハンマー弦合わせを丹念にセット。
キャプスタンスクリュー上下調整、ロスがないよう適切な位置に。
バランスキーピンの前後位置まで細かく調整...
そしてパンチング紙で鍵盤の高さを調整。定規のほか目視や触感でもチェックしながら精密に均していきます。
黒鍵の高さは12mm、どのメーカーもほぼ同じです。
ここでいったん調律、A=443Hzでセッティング。
調律で慣らされた鍵盤の深さを調整、定規を用いながらパンチング紙で10mmに整えていきます。
バックチェック、ブライドルワイヤーなどアクション各部品の位置を微調整してこの日の作業は終了！
日が変わってプレップアップ再開。鍵盤の高さもご覧の通り、美しく均されています✨
鍵盤の深さをチェックしながらハンマーストップ調整。次の打弦への備えと同時に弾き心地にも一体感が生まれます。
ダンパー動作のチェック後いよいよ整音、まずは針を入れて音質の硬いハンマーフェルトを調整。逆に柔らかいハンマーは固めて音質のバランスを揃えていきます。
作業後ハンマーフェルト表面を布ヤスリで綺麗に処理。
3弦と同時に接するようハンマー先端を整形することで音に輪郭が。コンサートピアノで実施していた工程をアップライトにも応用。
そしてハンマーフェルトの毛羽立ちをおさえて整音完了！
調律を再チェック、ユニゾンに始まりユニゾンに終わります。
プレップアップを経て美しい並びのアクション＆鍵盤、もちろん音も心地よく揃っています✨
お客様にリクエスト頂いたペトロフピアノのプレップアップ完了！最後はユーザー目線で快適に楽しめるかどうか店主自らチェック...
— ピアノプレップ (@pianoprep2013) December 13, 2023
アンサンブルにもよく合うチェコで育まれた朗らかな音色と響き。管楽器や弦楽器で演奏される機会の多い曲にもぴったりです😌#PETROF #風笛 pic.twitter.com/UKLPYOij2o
艶消ボディ特有の朴訥とした温かい木の響き...。「レコードのような音」「どこかレトロな音」と大人のユーザー様にも好評です😊
再びケースを装着、このしっとりした雰囲気がたまらなく渋い！
プレップを終え、あとはお客様の試弾を待つばかり・・・
ヨーロッパの伝統的な音色、それを支える中欧チェコのクラフトマンシップ。美しい外観のPETROFコンパクトモデルは日本の住環境にも最適。メーカー推奨の専用イタリア製ピアノベンチとあわせてご用意（プレップ）いたします。自分だけの一台を探してみませんか？？
ペトロフピアノ専門店＆輸入元
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