近頃ピアノの先生、ピアニストのお勧めで
生徒様にペトロフを納品する件数が増加!
お陰で販売の営業や宣伝に力を入れずとも
楽器の整備に集中できるので助かります。
(店の在り方としては理想的な形ですね)
 
今週お届けするペトロフは落ち着いた趣の
P118C1ウォルナット艶消(サテン)です。
チェコに留学されていた演奏家のご紹介で
このお洒落な猫脚モデルを選ばれました♪
 
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口棒、上下フロントパネル&猫脚など外装に
職人が彫る装飾が施されているのが特徴。
 
参考までに昨年155周年でPETROF本社に
招待されて訪問した際の撮影動画がこちら!


今でも職人が手彫りで仕上げています😲
 
チェコ人のクラフトマンシップが随所に宿る
PETROFを扱う国内外で唯一の専門店として
プレップアップしたペトロフのみをご提供。
 
さて、ここからは出荷調整の作業風景を。
 
まずはアクションを外してクリーニング、
弦に汚れが付着していないかチェック。
 
チューニングピンもピカピカです。
 
弦の振動が伝わるよう真鍮棒で「駒打ち」
 
鍵盤を外して内部清掃&キーピン磨き。
 
ハンマー弦合わせは良好状態をキープ。
 
鍵盤の高さを定規であらためてチェック。
 
白鍵の高さを精密に均し終わりました!
 
黒鍵の高さも正確に12mmで調整。
 
鍵盤深さを定規で測りながら10mmに。
 
88音のハンマー接近を再度チェック。
 
ハンマーストップもあらためてリセット、
ダンパーをチェックして「整調」が完了!
 
A=442Hzで出荷「調律」を行いました。
 
最後に針刺し「整音」作業を実施、
ハンマーフェルトの弾力性を整えて
音質の硬い柔らかいと揃えます。
 
いつも通り3弦合わせ、ハンマーの形を
綺麗に整形して出荷調整が完了です!
 
精密に調整したアクション&鍵盤は整然、
ピアノ内観も美しいのがPETROFです。
 
外装の蝶番ネジも一本ずつ増し締め。


組み上げたペトロフP118C1をテスト!
コロコロっと木質感のある優しい音色に、
そしてお子様にも弾き易いタッチです^^
大事に育てた自分の子を送り出すように…
出荷の前は必ず店主自らチェックします。
 
イタリアDiscacciati社製ピアノ椅子は
空色のシート、床に傷がつかないよう
脚カバーをサービスでお付けします。
 
キーカバー、トップカバー、クリーナー、
木製インシュレーターなどの付属品と
プレップアップ作業報告書をご用意...
納品後もしっかりとサポートします。
 
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PETROF P118C1 Walnut Satin Finish
Discacciati Piano Bench Mod.110
出荷までビニールカバーをかけて大切に
保管、あとは運送会社を待つばかり^^
 
到着を楽しみにされているお嬢様および
ご家族の皆様に喜んで貰えますように!
 
 

ペトロフピアノ専門店&輸入元

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