今日はピアノ講師をしていて一番びっくり、そして反省した出来事です。


4歳から教室に通ってくれているAちゃん。

(当日中学3年生)


Aちゃんはピアノが大好きで、コンクールなどは受けたことがないけど、魅力的なピアノを奏でるので発表会でもAちゃんの演奏に魅了される人がたくさんいます。


高校受験を控えた2月。


お昼にお母様からの着信が。


なんとなく、中学卒業を期にもうピアノを辞めますという電話かな?

と電話に出ると、


「せんせい〜音楽科の高校に願書出しました〜!なんか、課題曲とかあるみたいで、みてもらえますかー?」


えっ!?

ってこの驚き分かってもらえる人いますか??笑


Aちゃんは先週までは普通科の高校を受けるって言ってたよね?!

音楽科の受験て、そんな簡単に考えていいものではないんだよ。

自由曲に加え課題曲もあるし、ソルフェージュや聴音といった専門的な内容もあるんだよ。


しかも、そこの高校の説明会にも行っていないというではないですか!びっくり


(どうやら、直前で志望校を変えたらしく、お母様のご苦労お察しします😅)


音楽科を受験するのであれば準備は早ければ早いほうが良い!


Aちゃんのレベルだったとしても2年は準備に時間をかけたい!


それをあと2週間でやれと言うのですか?!



はい。これは完全に私の説明不足が招いたことです。

音楽の道へ進むには準備が必要だから少しでも考えているのであれば早めに相談するように初めからきちんと説明するべきだった。


もう、願書を出してしまった。

やれることをやれるだけやるしかない!


自由曲は今練習している曲でいけるね!

あとは課題曲!

その日から課題曲の譜読みを一から始め、ほぼ毎日レッスンに来てもらいました。


放課後、学校のグランドピアノを借りて!、家で!、レッスンで!、と、とにかくAちゃんは力のかぎり頑張りました!



結果は


見事合格!


自分のことのように嬉しかったなぁ爆笑


合格したから、今だから言える話でしたウインク


時は巡る。受験生がんばれ!