本棚にあるのがふと目について
また読み返している本📕
「楽譜を読むチカラ」
ゲルハルト・マンテル著
久保田慶一訳
内容としては、子供が読むものではなく音楽家向きで、結構難しく感じることも多いのですが、内容は細かく丁寧で勉強になることばかり!
あぁ、ここまで咀嚼して曲を読むのかあ。
ぼんやり弾いてたなあー。
と思ってしまう。読むたびに。
基本的に楽しい〜って、感情に流されて弾いてしまう傾向の私ですが、本番はそれでいいけど、練習はもっと丁寧に意味を考えて楽譜を読まなくてはいけないんですよね。
レッスンでは
「読譜」の点においては、重点を置いて
しっかり力が付けられるようにと考えています。
正しいリズムの読み方はもちろん
どこが山になるのかや、フレーズの変わり目はどこになるのか
など
自分で構造まで理解できるように。
楽譜の中の音符は言語と一緒。
楽譜を読まないで、弾く力だけあればいいじゃん、歌えればOKだよね!みたいなのは
文字読めないけど、話せているからOK!
と言うのと同じです。
何が書いてあるのか、自分で理解できて初めて、解釈も始められ、表現方法も考えられるというもの🎵
いつか学校で歌の伴奏の機会が巡ってきた!なんてときも
同じ楽譜を読んで歌い手は歌っているのに
ピアノ演奏が自分のノリだけでこまかなリズムや音を変えてしまったら、まとまりませんね。
楽譜を読む力はなかなか一朝一夕でつくものではないので
時間をかけて、ゆっくりしっかり
身につけて欲しいと思っています☺️