こんにちは～
今日もあなたのお顔を見られて、嬉しいわ。
さあ、入って
さて。
私は基本、ブログで時事ネタを取り上げない主義ですが、
今、連日トップニュースで報道されている件について。
自分なりに思ったことを記します。
朝昼晩のニュース。ワイドショー。
増加する一方の数字の羅列。
街に出れば、マスク姿の人々。
イベントや大小の会議・会合の中止…。
何となく漠然とした不安を
抱えてらっしゃる方が多いかと思います。
もちろん、わたくしもその一人です。
けれどこの、「漠然とした不安」は
とてもタチが悪い。
「得体がしれない不安」と言った方が
いいかもしれない。
これは自覚がない分、
じわじわと心身を蝕みます。
それでなくとも冬から春へ、
木の芽どきと言われる時期は
ホルモンバランスも崩れがちで、
心身の不調をきたしやすい。
さらに、卒業入学、進学就職、
または転勤や退職などなど。
人生の一大イベントも控えています。
ただでさえ、期待と不安入り混じる時期に
コレです
でも皆さま、良識ある大人の方々は
穏やかな笑顔で、世間話にさりげなく絡めるだけ。
ご自分が「実は不安なの」ということも、
あまり意識されてないかもしれない。
けれどコレ、危険です
何が危険か、というと
自分の感覚感情に気づいていないことです。
「みんな、不安だから」
「わざわざそんな事、口にしなくても」
これは、同調圧力です。
誰が圧力をかけているかというと、
「あなた自身が」です。
本当はどう思っているのか。
本当はどんな気持ちなのか。
そこにフタをして、
ただ「マスクかけてるから」
「手洗い、うがい実践してるから」と、
言い聞かせても、不安は消えません。
別に、他人に話す必要はないのです。
「不安なの、怖いの、イヤなの」と言ったところで
相手を困らせるだけ、ですよね？
優しいあなたはそんな事したくないですよね？
でも、自分に対しても
口を閉じ、フタをする必要はないのです。
てか、それをすると危ないのです。
あなたか自分の不安に気づかずにいると
いつも以上に疲れやすく、
なぜか神経が苛立ちピリピリして、
あるいは何がなしに投げやりになって
物事が停滞したり、頓挫したりします。
そうなるとますます
「もういいや」って気分になったり、
がむしゃらに成し遂げようと
がんばり過ぎて燃え尽きたり、
あんまり、どころか全然良いこと起きません
「みな、不安だから」
それすら、本当ではありません。
人それぞれ、不安に対する耐性や経験値が違うんです。
体力に自信のある若者と、
ご高齢の方では全く違います。
これは一番わかりやすい例ですが、
もっと別の、様々な階層があります。
例えば、
成功体験を重ね、多くの友人知人がいる人と
挫折経験が続き、失敗と孤独を味わっている人では、
雲泥の差です。
また、
「私はコレが欲しい、したい」と大っぴらに出せる人と
「いいよいいよ、私は後で」と我慢を重ねてきた人では、
天地ほども差があります。
不安な気持ちが大きい人がどうで、
不安をあまり感じない人がどうとか言う話ではなく
感覚感情には、非常に個人差があるという事。
そして、あなたの感覚感情をつぶさに感じられるのは、
あなた以外、誰もいないという事です。
では、不安が湧き上がって来たら
どうすればいいのでしょうか？
一番は、身体の感覚に戻ることです。
不安感が湧き上がると
自然に体が固くなり、呼吸が浅くなります。
あ、固くなってる。
あ、息が浅い。
そう思ったら、
固くなっている所をほぐす。
深呼吸を繰り返す。
それだけで、少し不安が和らいで
安心できると思います。
これを、日々気づいたときに繰り返すと良いですね。
けれど得体のしれない不安に
知らず知らず飲み込まれているときには、
中々、身体の感覚に戻れません。
そうしたいと思いつつも、神経が尖ってしまう。
そんなときは、言葉の力を借ります。
「大丈夫、大丈夫」
「安心、安心」など。
それすら空しく響くときは、
思考を変えます。
不安なとき、固く身構えているときに
頭にあるのは、
「私は、この状況（この事態、この現実）に対処できない」です。
「私は対処できない。そして誰も助けてくれない」です。
これは事実ではありませんが、
人生において困難と挫折を味わってきた回数が多い人ほど
そう思いがちです。
そう思っているんだから、仕方ありません。
そう感じているんだから、それで良いのです。
でも、このままにしておくと
ますます飲み込まれます。
ですから、転換しましょう。
「私は、この状況（この事態、この現実）に対処できる」
「私は対処できるし、周りも助けてくれる」
本気で思えなくてもいい。
ウソっぽく感じてもいい。
「不安だよね、そうだよね。怖いよね」と認めた上で
「でも私は（対処）出来る。皆も助けてくれる。大丈夫」とひっくり返す。
「何が出来るの？世界中の政府と医療機関が
全力を挙げて対策を講じているのに、こんな状況で
」
そこを考える必要はありません。
それは政府や医療従事者に感謝して任せましょう。
あなたがするべきことは、
自分を安心させることです。
何はともあれ、自分を安心させること。
ホッとさせること。
あなたの不安を感じられるのもあなた自身なら
あなたの安心を感じられるのも、
あなた自身です
先ずは安心しましょう。
その上で、自分に出来ることをして、
後は世界中が頑張ってくれていることに
エールを送りつつ、
日々、つつながく暮らしましょう。
ではまた。
どうぞ今日もお幸せに
☆☆☆
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