37、38歳くらいからだろうか。今迄にないような閉塞感を慢性的に感じるようになった。人生における様々な節目を一通り経験し、あとは歳を取っていくのみ、下り坂、人生の秋を迎える…もうこれからワクワクドキドキするような変化は起きないんだろうな…せいぜい病気とかそんなことくらいだよな…みたいな(苦笑)
そんな悶々とした日々を過ごす中で、40歳を過ぎて少し吹っ切れた部分もあったりして、それはまさに音楽のおかげでもあるわけなんだけど、ふっと気を許すと、カラフルに見えていたものがモノクロに見えるような感じになってしまうのである。
実際はカラフルでもモノクロでもなく、自分の感じ方の問題なんだけど、このあたりのコントロールは結構大変になって来たように思う。
だから今、録音してるアルバム「フローな気分」はまさにそんな閉塞感を自ら打ち破るために自分を奮い立たせるような作品集なのです。
閉塞感なんてぶち壊せ!
↓渋谷のNHK近く。昔よく来ていた場所。この場所に来ると20歳くらいの頃の自分と何も変わってない気がするのだが…