一日の営業の中で、決められたルーティンだけをこなす。
これも非常に大切なのですが、それだけで非常にもったいない。
常に問題意識と疑問を持つという事が大事です。
例えば、おすすめのメニューの出数が思ったより少ない。それはABC分析をすれば何がどれだけ販売されたかはわかります。
出ていればOKでしょうが、出ていないのに、それに対しての改善行動をとらなければ、永遠に売れないままです。
そこで、問題意識のある人はいろいろ考える訳です。
メニューの魅せ方が悪いのかな?
店頭の看板の出し方かな?
券売機のボタンの配置の問題かな? などなど。
このように仮説を立て、実際にアクションを起こして見ないと、何が正解かわからない事もあります。
現場の若い店長は、自らの経験則が少ないわけですから、まずは疑問に思ったことを何でもやってみて、失敗は次の糧に、成功体験は引き出しとして蓄積する。
店長の経験値って、その積み重ねだと思います。
ただ、オペレーションをしているだけでは、作業力は上がっても、店長として
「問題を発見する力」と「問題を解決する力」が身につきません。
僕が現場に立つ時は、常に店舗をより良くするために何が出来るかを考え続けています。
お客様にも、従業員にとっても、「いい環境」であってほしいと思います。
ですから、何も考えず「なんとなく」仕事をしていれば「なんとなく」の結果しか出ません。
その中でプロセスが無いので、自らを成長させる要素が少なくなってしまいます。
これでは時間がもったいない。
常に考えながら現場に立ってますか?