今日はベートーヴェンのピアノソナタ第5番op10-1です。
作曲年 1795-97年
出版年 1798年
第1楽章 Allegro molto e con brio ハ短調
第2楽章 Adagio molto 変イ長調
第3楽章 Finale. Prestissimo ハ短調
第4番(同じ時期に書かれています)が大規模のソナタに対してこの第5番は小規模の作品となっています。
このハ短調ー変イ長調ーハ短調の構成や第1楽章に見せる激しい感情の起伏、平穏で美しい旋律を持つ第2楽章が後の8番「悲愴」と大きく関連している。
よって普及していない名称ですが「小悲愴」なんて呼ばれることもあるそうです。
比較的優しいことからベートーヴェンのソナタを弾く時に最初に弾いたりする人もいると思いますが作品49よりは難しいと思います。
第1楽章はソナタ形式で書かれていて冒頭で重厚感のある和音で始まり符点のリズムで問いかけるようにシャープに駆け上がり、それをピアノで応答してくれるような所が特徴的でその後にも頻繁に使われています。
第2楽章は展開部を欠落したソナタ形式。
第3楽章はソナタ形式で書かれている。
早く弾きこなす難しさだけではなく、ピアニッシモ、フォルティッシモが極端で交互に激しくやってくるため、音量バランスが難しい。
CD紹介
1 マウリツィオ・ポリーニ
第5番op10-1
第6番op10-2
第7番op10-3
第8番op13「悲愴」
2.仲道郁代

第5番op10-1
第6番op10-2
第7番op10-3
動画紹介
ブレンデル
https://www.youtube.com/watch?v=Gn1vMynbcZg
https://www.youtube.com/watch?v=aOUEgitsBc0
バレンボイム
