大変ご無沙汰して申し訳ございませんでした。
ピアノレッスンベルリンの小宮尚子(Hisako)です。

このブログや私のHPは、
レッスンの宣伝活動としてコンサルタントの方の勧めで始めましたが、
昨年あたりから更新のペースが遅れています。
なにしろ昭和の人間ですから、ご縁というものを信じ、
口コミで十分だと思っているところもあり、
3年間お世話になっていたコンサルタントの方の定期的なチェックがなくなってからは、
生来の怠け癖が・・

・・ごめんなさい。

でも、今回は嬉しいお知らせを聞いていただきたくて!


ベルリン留学の下調べの為、
昨年9月にこちらに来られた
K.Aさん。

その際、
知人の紹介から
私のレッスンを受講されました。
(当時、ピアノレッスンベルリンに動画と共に載させていただきました。)

その後、
日本の音大を首席で卒業され、
今回も
ベルリン芸大ピアノ科の受験直前に、再び私のレッスンを受けにいらっしゃいました。

彼女が挑んだのは、
すでに音大卒業者に要求されるレベルの高い試験で、
課題曲も、バッハから現代まで幅広く、私がレッスンでアドバイスしたのはバッハのパルティータ、ハイドンのソナタ、ショパンのバラード、それからラフマニノフのソナタでした。

受験直前ということもあり、
時間的制約がありましたので、
あの時の彼女の演奏に必要不可欠と思える最重要な点だけを、レッスン時間が許す限りアドバイスさせていただき、
彼女もそれを信頼し、頑張ってついてきてくれました。
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そして昨日・・


見事、合格!
おめでとうございます。

私のアドバイスもお役に立てて
良かったです。

今回の指導のポイントは以下の通りです。

1、全体的な問題箇所を見抜く。
彼女の場合は上体の使い方・余計な動きでしたが、それを変える事で演奏自体が劇的に改善されました。

2、音楽的内容を深めるポイントを指摘。
→指導者の実力と感性が問われる大きな部分です。
受験やコンクール等のどんぐりの背比べ状態の中で他者よりも光るものをもたらします。

3、テクニックの改善。
→今回は、小宮メソッド独自ののフレーズの読み方と指先の使い方によって、技術的な問題解決は言うまでもなく、音に深みや説得力を与える事も可能にしました。


彼女の承諾を得ているので、
後日、私のFB(ピアノレッスンベルリンPiano Lesson Berlin)
のところで、その際のレッスン風景をアップしたいと思っています。ご興味があれば、ぜひお越しください。

また、一昨日、新たに別の方からご相談がありました。
今回のベルリン芸大受験は残念な結果だったそうで、来年リベンジしたいと。
内心、受験前にレッスンを受けていただければ、もしかしたら今回のKさん同様の結果が待っていたかもしれないのにと思いながら、急遽、その方の帰国直前にお会いする事になりました。
次の試験に向けて、演奏上の問題点と今後の課題をアドバイスさせていただく予定です。


なお、告知を怠っていましたが、今年も夏期集中レッスンの生徒さんを、こちらベルリンでお待ちしています。
ピアノに限らず、中級以上の器楽奏者の方や室内楽の為のレッスンも承ります。

本気で上達を目指したい方、
先ずは私の
からご連絡ください!