初めて訪れたコンサート会場
PIANO SALON CHRISTOPHORI

外見は倉庫のような・・・いえ、内部も実際、倉庫?


でも!!

素晴らしい音響

ベーゼンドルファーのグランドピアノ!!


最寄りの駅から徒歩10分ということだったけれど・・

方向音痴の私は何度も引き返し、

会場に着いても入り口を探しまわり・・


開演ギリギリ
席に着いた私は、汗だく。。。


ここ数日、

ベルリンの気温はまた下がり

12~13度。

なので、
昨晩の私はタートルネックのセーターという出で立ち・・暑い!!


眼鏡は曇るし・・


でも、音楽が始まったら・・

もう・・・


そんな事、一切忘れ、
素敵な音色にうっとり・・・。


プログラムは

シューマンの3つのロマンス、
パラディールにルフェーヴル、
サン=サーンスの遺作であるオーボエソナタ



渡辺克也さんのオーボエが上手い事は重々承知。

でも、
今回の伴奏者、すごく良かった!

ウズベキスタン出身の

Ulugbek Palvanov 氏。

・・・いいなあ。


暖かく包み込むような音楽・・

オーボエの演奏が
いつにも増して自然にのびやかに聴こえる・・

ピアニストの音楽性と相まって
オーボエの演奏がさらに魅力的に!


・・アンサンブルとしての役割、
しっかり心得ているんですね。




演奏を聴いている時・・・

雑念が入らず、
ただただ音に身を委ねて
音楽を楽しめるのは

私にとって
結構、稀少な経験!


昨晩のコンサート・・
しばらくは余韻に浸れそうです。




ちなみに、
このオーボエ奏者・渡辺さんとは家族ぐるみのお付き合い。
普段はなかなか会えないけれど、
我が家の年越しパーティには大晦日の仕事が終わり次第、毎年駆けつけてくれる。

彼と私の夫(ホルン)、そして私(ピアノ)のトリオを一緒にやろうと、実は数年前から楽譜をもらっているけれど、なかなか実現出来ない。

そうだ、すっかり忘れていた・・・練習しておかなくては!








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