チェンバロ・ピアノ奏者 水野直子です。  

 

今日の記事は7/23に発行したメルマガです。

 

あの頃は暑かったのですが、今は台風。

 

もー、日本どうなってるの?って言いたくなります。

 

私は今日のレッスンをお休みにして、全て振り返ることにしました。

 

やれやれ。

 

 

 

驚くほどの猛暑が続く東京です。

先生方の地域では天候、天災などによる被害は出ていませんか。

今回の天災で被災された方々に、

心からお見舞い申し上げます。





実は私は・・・

田舎が九州と四国の二つにあるのですが

残念ながら

今回の雨で被害を受けてしまいました。

悲しい話になるので詳細は控えます.



でも今は気持ちを切り替えて、

今週木曜日のコンサートに向けて練習中です。



コンサートでは

フランスとイタリアのバロックを演奏します。



そこで今日は、

国別の特徴を見事に書いている

ヨハン・マッテゾン(1681〜1764)の文章を

シェアさせていただきたいと思います。





ヨハン・マッテゾンはヘンデルの親友で、

バッハと同時代のドイツ後期バロックの作曲家です。

本職は外交官ですが、

音楽書をたくさん書いています。




詳しくは
ピティナ作曲家事典 マッテゾン
https://www.weblio.jp/content/マッテゾン へ。




彼の残した『新設のオルケストラ』という本のなかの

「今日のイタリア、フランス、イギリス、ドイツの音楽の違いについて」

という項をご紹介します。

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イタリア人は、演奏の面で最も優れている。

フランス人は、最もよく音楽を楽しんでいる。

ドイツ人は作曲と労作に最も優れている。

さらにイギリス人は、音楽を最も正しく判断をする。




イタリア人はほれぼれするように振る舞い、

フランス人は愛らしく

ドイツ人は根気よく

イギリス人は公正に振る舞う。




イタリア人は巧緻(こうち)であり

フランス人は才気に富み

ドイツ人は基礎を重んじ

イギリス人は繊細である。




イタリア人は音楽を高揚させ

フランス人は音楽に生気を与え

ドイツ人は音楽を探求し

イギリス人は音楽を正す。


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いかがでしょう。

私は、「なるほど!」と思いました。



バッハ研究の大家、

故磯山雅(ただし)先生は

この文章を

「国による音楽の違いを弱点としてではなく、

むしろ面白さとして積極的に捉えている。

ここにバロック音楽を理解する上でのひとつの鍵が潜んでいる」

とおっしゃっています。



先生方の何かにお役立て頂けましたら幸いです。


本日もお読みくださりありがとうございました。


次回のメルマガはコンサート終了後になると思いますが、

よくいただく質問ですがレッスンでしか話さなかった

「調性について」を書きたいと思います。

 

 

 

 

8/12 奈良の東大寺 東大寺本坊大広間にて演奏します。

お申し込み、お問い合わせはこちら

https://ynls.work/form/todaiji/details/#a009