私の背中でずっとピアノを弾いていました。 | 大阪市港区朝潮橋駅ピアノ教室ニコリ心理学を学んだ講師です 

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音譜大阪市港区 朝潮橋駅 スグ 

 ピアノ教室 講師の米谷麻弥(こめたにまや)です。音譜

 

 

 

こんなメールをいただきました。

 
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娘は小1で大手ピアノ教室に通っています。
 
家で練習の度に
イライラし、泣きわめき、そして私と喧嘩になり、、、
の繰り返しです。
 
そんなにいやだっら
ピアノをやめなさい、と言うのですが
やめる、と言いません。
 
最近、私が頭を痛めているのが、
 
先生のススメで
コンクールに挑戦したのですが、
 
落選しました。
 
なぜ、あんなに練習したのに受からなかったのか、
なぜ、先生の言ったとおりに弾いたのに
受からなかったのか、と、
 
いまだに泣いて私に訴えます。
私は、娘が毎日まじめに家で練習していたのを
知っていますし、
 
どのような態度をとってよいかわかりません。
 
 
私は、ただ楽しくピアノに向かってほしいと思います。
 
どうかご指導いただけないでしょうか。
※原文ママ
 
~~~~~~~~~
 
教室はお休みの日でしたが、
「すわ!緊急事態!!」と感じた私は
すぐに
「今日、教室にいらっしゃい。」とメール。
 
 
私はすぐにナナちゃんに
「コンクールの曲を聴かせて!」
とお願いしました。
 
彼女が弾いてくれたのは、
 
モーツァルト 「ソナチネ ハ長調 第1楽章 」。
 
立派に演奏してくれた彼女に
私は「すてきな曲を弾いてくれてありがとう。」
とお礼を伝え、
 
「こんなに上手なモーツアルトは聴いたことがない。」
「もう一度、聴きたい。」
「みんなにも聴かせてあげたい。」
 
「小1でこんな難しい曲を弾けるなんて、天才!!」
「たくさん練習したんだよね?」と尋ねると、
 
小さな声で、
「千回、練習した。」と答えてくれました。
 
 
それを聞いた私は、
「千回も練習したんだ!」
 
「千回も練習したのに、落選するなんて
何かの間違いに決まってる。」
 
「こんなに上手に弾いているのに
落選するなんて、本当に頭にくる!」
 
「私が電話して文句を言ってやる!」
 
「〇△☆××★※※!!!!」←口汚なすぎて書けません。
 
と大騒ぎをして見せました。
 
そして、お母様に
「ナナちゃんの悔しさと悲しさを
言葉にして差し上げて
一緒になって怒ってあげてくださいね。」
とお伝えしました。
 
お母様は、涙ぐんでいらっしゃいました。
 
 
※画像と文章内の人物は一致しません。
 
それから、
ナナちゃんがお家での練習を
嫌がるということだったのでカウンセリングすると、
 
実は、譜読みが出来ていないことが
わかりました。
 
なので、
一緒にマグネットやカードを使いながら
譜読みの練習をしました。
 
ナナちゃんは、すぐに出来るようになりました。
 
 
入室した時とは別人のような
ニコニコ顔のナナちゃんと、
「またね。」とさようなら。
 
 
ナナちゃんのお母様が
帰宅後こんなメールを下さいました。
 
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前略
 
米谷先生のレッスンの帰り道、
自転車の後ろに乗った娘は
 
「ピアノ、大好き。」と言いながら
私の背中でずっとピアノを弾いていました。
 
後略
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よかった。よかった。
 
 

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