1984年に作曲された藤井修作曲 「夕映え」。
夫の室内楽作品の中で、恐らく一番人気があるであろうこの曲。
元々は、フルートとハープの為に書かれました。
その後、
フルート、チェロとパープでのバージョンも出来上がり、
フルートとピアノ、
チェロとピアノ、
フルート、ファゴットとハープ etc...
様々な編成で演奏されてきましたが、
この度、この曲を初演して下さったハーピストの野田千晶さんのご提案で
ヴァイオリンとハープで演奏されることになったと伺い、
演奏会に行ってきました。
演奏されたのは、
2024年5月18日(土)
Violin & Harp Duo T-raum Concert
(兵庫県尼崎市スタジオT-raum)にて。
初めて伺う住宅街の中にあるスタジオ。
どんな所かな…と行ってみると…
スタジオ前に駐車された車のフロントガラスを使ってのコンサートのお知らせ♪
狭いスペースを使って、なかなか工夫されていらっしゃいます。
そして、入り口は薔薇のアーチ!素敵です。
…でも、バラは夫が一番好きだった花。
この季節に、よくバラ園に行っていたものです。
色々思い出して泣けてきます…
やはり、まだまだ心は癒えていないようです。
さて、演奏して下さったのは、
ヴァイオリ二ストの山本瑠梨子さんとハーピストの野田千晶さん。
当日の演奏は、こちらです。
初めて聴くヴァイオリンの「夕映え」。
のびやかで開放感があって、想像以上に素敵でした!
山本さんのヴァイオリンの音色が美しく、
非常に説得力のある演奏でしたので、
余計に感動しました!
…そして、やっぱり泣けてきました…。
夫にも聴かせてあげたかったです。
…しかし、後で動画を見て気が付きましたが、
ハーピストの野田さんの顔が譜面台で隠れてしまっていました…
大変失礼しました!
山本さんと野田さんには、
夫がヴィオラとピアノの為に書いた「古典的アリア」も気に入っていただけ、
演奏してくださることになりそうです。
山本さんと野田さんには、感謝しています。
「夕映え」は、ぜひこれからも、
様々な楽器で演奏して親しんで行ってもらえたらと願っています。
演奏してくださった山本さん、野田さん、
本当に有難うございました。