夫の故郷、笠岡で演奏して1週間後の2024年3月10日

2週続けてまた岡山に行ってきました!

 

というのも、この日、

世界三大ピアノリレーコンサート

岡山県津山市のベルフォーレ津山で開かれたのです。

 

この世界三大ピアノリレーコンサートは、

(写真左より)

ベーゼンドルファー、、スタインウェイベヒシュタイン

世界の3つの有名ピアノが弾き比べられるという非常に貴重な機会。

 

 

 

それに、

ここは夫にとっても思い出の場所なのです。

 

というのも、

夫の吹奏楽曲「若人の道」「鳥たちの神話(原典版)」が

初演されたのもこのベルフォーレ津山

 

PL吹奏楽団時代からの夫の親友、吉市幹雄さん

演奏して下さいました。

 

その演奏が、こちら。

 

 

 

そんな夫にとって思い出深い場所での貴重なコンサート、

以前から一度出てみたくて2000年に一度申し込んだのですが、

コロナで中止。

 

ようやく4年ぶりに開催されるということで申し込みました。

 

…でも、

もはや夫と行くことはできませんでしたが…。

 

 

さて、演奏会当日、

津山駅からベルフォーレ津山を目指して歩いていると…

 

作陽大学の建物が…

 

 

 

ああ、懐かしい…

2008年、オーボエの岩崎勇夫先生喜寿のお祝いの演奏会が開かれた場所。

夫がこの日のために作曲した

ホルン、ピアノ、ダブルリード・アンサンブルの為の「悠久の領歌」

が演奏され、私も一緒に来ました。

 

すっかり忘れていた津山の風景でしたが、

一度来た場所って、覚えているものですね。

 

 

初めてのベルフォーレ津山

 

会場に入ると、3台の有名ピアノが並べられたステージは圧巻!

それぞれどんな音がするのか、どんな弾き心地なのか、

演奏する前から何だかワクワクです♡

 

この日の曲目は、

夫の出身地、岡山での演奏いうことで、

岡山県美星町の星空を題材にした「星の歌」(スタインウェイ)、

岡山県笠岡市の古城山公園からの風景を題材にした

「海が見える丘」(ベーゼンドルファー)、

そして、供養の意味合いからネパールのチベット寺院、ボダナートを題材にした

「ボダナートの風」(ベヒシュタイン)に決定!

 

当日の演奏は、こちら。

「ボダナートの風」、ミスもありましたが、

ピアノの音色を聴き比べてもらいたくて、アップしました。

(失敗は修正して次に臨みます!)

 

 

 

 

 

 

 

3台のピアノを弾いた私個人の感想は…

やっぱりスタインウェイは、想像通りのキラキラ音色で響きも気持ち良く、

弾きやすかった!

まさに「星の歌」にぴったり。

 

ベーゼンドルファーは、この会場のは、結構年季が入っていました。

レトロ好きの私としては、弾いていて愛おしくなりましたが、

音は籠っているかな?

 

そして、ベヒシュタインは、

ちょっと弾き難くて自分に音があまり返って来ないだろうと思いきや、

ここのは結構弾き易く、重厚かつスタインウェイに近いキラキラ感が。

確かに、ベヒシュタインを選んで弾いている上級者の方が多くいらっしゃいました。

スタインウェイよりベヒシュタインを弾く機会の方がレアなので、

この機会にベヒシュタインという方が多かったのでしょう。

 

これなら、

「海が見える丘」ベヒシュタイン

「ボダナートの風」ベーゼンドルファーで弾けば良かったかなあ?

 

ま、結局のところ、

ピアノは1台1台が違うから、実際弾いてみないと分からないってことですよね。

 

とにかく、本当に楽しい経験でした!

遠いけど、この世界三大ピアノリレーコンサート、ぜひまた参加したい!

 

で、会場には、

何と、先週お世話になったかさおか貢献隊の方が!

たまたま津山に来ていて、私が出場すると聞きつけ、

会場にお越し下さいました!

 

更には、

2008年に作陽大学でのオーボエの岩崎勇夫先生喜寿のお祝いの演奏会で

ホルン、ピアノ、ダブルリード・アンサンブルの為の「悠久の領歌」

でピアノを担当して下さった夫の友人のピアニスト、

津山在住のTさんも駆けつけて下さいました!

 

Tさんには、演奏の後、

車で津山の街のあちこちに連れて行って頂きました。

 

夫と訪れた懐かしの景色が、また蘇りました…。

 

先週に引き続き、何とも濃い1日となりました。