あなたはキツネ、バラの花
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大好きな人

私に、こんな平穏な恋愛がやってくるなんて、自分でも思ってなかった。私は、いつも辛い恋をしなければいけない運命だと思っていた。街を行くカップルをみては、羨ましい気持ちを押し殺した。私は、そんな普通の恋をするつまらない女じゃないんだ。そう思うことで自分を一生懸命支えてた。


だから、きっと私の前に幸せがとても見えやすい形で現れたのに、疑うしかなかった。でもね、私の周りには実は私を思ってくれる人がたくさんいたんだ。だから今、大切な人と共にいる。


泣いたり、笑ったり、怒鳴ったり・・・


ほんの少しの間に私はどんどん自分をさらけ出した。


私は我侭で、泣き虫で、強がりで、素直になれない世話のやける女の子になった。そして、そのまんま受け入れてもらえる場所ができた。


ねぇ、ありがとう。

謹賀新年

新年早々新たなる男性の影。

彼のことは・・・・しーくんとでも呼びましょう。


しーくんとは友達を通して知り合った。

それからメールを続けてて、デート。

その時帰るのが面倒だったためお泊り。


とにかく話が合うんだ。言わずとも私の言いたいことをわかってくれる。

しーくんの考えていることと私の考えていること、見事に一致するんだ。


だから、惹かれてる。


心の中でしーくんの占める領域がどんどん広くなる。


お兄ちゃんからメールがこなくても大丈夫になった。

あーちゃんから連絡がなくても気にならなくなった。


これって、恋なのかな???

最近そんなことをよく考える。


私は付き合うのが苦手。

付き合う意味がよくわからないんだ。

そんな私と一緒でしーくんも付き合うという言葉にとらわれる。


でも、相手をもっと自分のものにしたいと願う。


「和音が俺から離れようとしたら、殺すよ」

そうやっていう君は、こんな気持ちになるのは初めてだと戸惑っている様子だった。

私だって、こんなの初めてだよ。


恋愛ってさ、なんだろう。


同じ方向を見つめるのがそう??

キツネは肝心なところをオブラートに包んだままだよ。

王子はどうしてそれで納得していたの??

ごきげんななめな王子さま

「ごめんね、今外食してるからあとで掛けなおすね」

そうは言いながらも、なかなか電話できなくて、

私が掛けなおそうと携帯を手にしたときにあなたからの着信。


案の定あーちゃんの声は不機嫌で、私は苦笑いしていた。

そんな私にもっと腹を立てたのか、

あーちゃんは大学に入ったら自分は恋愛をするんだと言い張った。


「そしたら和音になんか電話しなくなるかもね」

「そんなのいやだから、彼女ができても私には内緒にしていてね」

いつも私がそういったら、自分も知りたくないなぁと相槌をうつのに


「連絡なくなるし、人生そんなもんだよ」

きっと、大晦日には私から電話するね。

受験生のあなたが

かわいらしかったあーちゃん、年下の男の子だった。


髪がくるくるで、生意気な口をきいて、何かしては怒られてる

「もう、仕方ないなー」

と声をかけたくなる、かわいい かわいい弟だった


「ねえちゃん!!」


そうやって声をかけてくれて


「おおきくなったら結婚しようね」


そう無邪気にいってた彼は今高校生。


しっかり大人になって、いうことも立派。

生意気だった口調は、

「言うだけのことあるよな」と納得させられるものに変わり、

有名な進学校で勉学に励む受験生。


「がんばらなきゃ、人生もったいねーだろ」が口癖の青年が、

昨日私に愚痴をこぼした。


いなくなった少年あーちゃんが戻ってきたようで、

悩んでいるあなたの言葉を耳にしながら私の顔には笑みがこぼれおちた。


「かわいいね」

私がそういうと、あなたは照れていたのかな。


「おまえ、うぜー」

そんな年下のあなたに、ひかれてます。


年下???あんまり関係ないね。


中身のともなわない男はざらにいるもの。



再会できれば

もし、もう一度会うことができたなら今まで別れた人たちと

向き合って話をしてみたい。


その時その時の理由があって別れてしまったのだから

もしかしたらもうこのまま、離れていくのがいいのかな。


会ってその人を好きになってよかったんだと

自分のなかで再確認したいというのが本音。


やっぱり過去の恋愛を否定したくない。



一生懸命になるほどの人だったんだと、


私がかけた時間や労力は決して無駄じゃなかったんだと。



甘い未来を期待するわけではなくて


今の恋愛は成就させてみせようという新たなる決意をもてたらという願いもこめて


過去の恋愛を今


 振り返ってみたい・・・・

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