《ひとりひとりを大切に》
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速く回る指をつくる。

あるところまで小学校三年生くらいに
までには、ある程度指回りを良くしてあげたい!
と、思いますねー。

早いお子さんだと三年頃にはツェルニー30番
を練習中か、もう終わっていたりします。


でも、とにかく焦りは禁物!


小さなお子さんの手は皆さん、最初は
フニャフニャですから、無理に強い音を求め
たり、速く弾くことを目指さないほうが
良い場合が多いと思います。


指はお顔が1人1人違うように、皆個性があり
ます。
おおまかですが。


☆指の回りの神経が遅いタイプ
最初は時間がかかりますが、弾いた直後に
力を抜くことを大事にしていけば良い音の
持ち主になり、徐々に指も回ります。


☆指の腱がつれているタイプ
3.4.5.あたりの指の腱がくっついてしまい、
つれてしまう場合、腱の問題はどのお子さんも
多少あるとは思いますが、やはり時間を
かけていけば大丈夫です。
弾いた直後に、フレーズ終わりなど手首から
脱力を気をつけると良いです。


☆指先の関節が弱いタイプ

このタイプのお子さんは腱がつれたりは、
しないので良く手が広がります。
力を抜くことは得意です。指先の関節を
止めるよう、日頃から注意する必要があります
ね。


ちなみに、私の指は、指先の第一関節が
とまり、根元から先まで一本の棒のように太さが同じでフニャフニャではありませんでした。
でも、逆に手首を抜くのが不得意で、苦労しました。


個性だから、「みんな違ってそれで良い~」
ですよねー。そんな歌ありましたっけ?(笑)


大事なのは、
☆無理しない強くない音で鍵盤の底を指先で
感じる。
☆鍵盤を押さずに弾いたら抜く。
☆手首で弾かない。
☆フレーズの終わりは手首の起き上がり、
オバケの手で力をぬく。
☆導入な絶対に手の形から入らない。
音から入った方が良いと思います。


全部はできなくて大丈夫!
全部できる子供さんはいませーん。
フニャフニャでもOK!カチカチでもOK!


良い音を出すのが大事だから。


良い音を聴く耳が大切。




みんな、良い音、響きのある音を目指そうね!