2003年、手塚治虫文化賞漫画大賞を受賞した高野文子さんの「黄色い本~ジャック・チボーという名の友人」何回読んでも大好きな本です。

北部の田舎で暮らす女子高生がマルタン・デュ・ガールの「チボー家の人々」全5巻を読み浸り、主人公ジャクと革命について会話したり、でも静かに話しは進み最後女子高生が就職するところで終わります。

心の繊細なひだが描かれ、音楽みたいな漫画だなぁーと、いつも思います。

読み終わった後に、心があたたかくなります。
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