繁忙期とはいえ、週1回は休みたい
そして、そんなお休みには、やっぱりピアノで癒されたいなと、
またまた近くのホールへ
フランスのアリス・アデールさん ピアノリサイタル
幻の名手78歳、遂に!初来日!
ウィーン・コンツェルトハウス、ロンドン・ウィグモアホール、
シャンゼリゼ劇場、シャトレ座、モーツァルテウムなどに出演。
長らく来日を渇望されながらもこれまで来日がなかったフランスの秘宝、武蔵野でヴェールを脱ぐ!
<ドイツ・プログラム&フレンチ・プログラム>の2度おいしい、究極の2連続公演!
ピアノファン“絶対必聴”!!
という公演案内により、本当は2日間行きたかったのだけど、
仕事の都合で、1公演のみ行くことにした
1日目は、J.S.バッハ:フーガの技法全曲
2日目は、オール・フレンチ・プログラムということで、
アリスさんが「いま、一番弾きたい曲」を選曲したのがこちら
プログラム
セヴラック:《5 つの絵画的練習曲》より
「リヴィアのキリスト像の前のらば引きたち」
ドビュッシー:《練習曲集》より
「半音階のための」
「対比的な響きのための」
「組み合わされたアルペッジョのための」
ラヴェル:《鏡》より
「悲しき鳥」
「海上の小舟」
「鐘の谷」
フィリップ・エルサン:《エフェメール》全 24 曲
フィリップ・エルサンはフランスの作曲家
松尾芭蕉の俳句からインスピレーションを受けて作曲したこの24曲は、
アリス・アデールさんに献呈している
俳句をテーマにするとは、なんだか新鮮
俳句は、プレバト見て、勉強したら面白いだろうなとは思っている
芭蕉の俳句に詳しかったら、演奏もまた違って聴こえるのかもしれない
フランス語で《エフェメール》とは、「儚い」を意味するのだそう
フィリップさんにとって、芭蕉の俳句は「儚い」何かを感じたのだろう
会場にフィリップ・エルサンさん、いらしてた
アリスさん、演奏後、会場にいるフィリップさんに手を振る
すると、フィリップさん、舞台に上がって来た
盛大な拍手とともに舞台袖に戻る二人
そして、アンコールはこちら
最初から最後まで78歳とは思えない、素晴らしい演奏だった
アリス・アデールさん、今回初めて観て聴いた
背筋をのばし、派手な動きはなく、余計な所作もない、
それでも、惹きつけられる、なめらかで、美しい演奏
衣装もドレスではなくパンツドレス、
足元もヒールではなくサンダル、
演奏の佇まい、素敵すぎる
今回の演奏でいつか弾いてみたいと思った曲は、
最後のアンコール曲、スカルラッティ「ソナタ K56 ハ短調」
スカルラッティ、かっこよかった
アリスさん、演奏後はミスタッチしちゃったって、
可愛らしいしぐさしていたけど、
ミスタッチかき消すくらいの、勢いある演奏ですごかった
コロナあけ、久々に聞いた「ブラボー」
まさに、そのとおり
今日のスイーツ
今日は、何が何でも、鈴懸の苺大福が食べたいと思い、
仕事前に、開店時をねらって行ってみた
が、入店待ちに300人はいるよねってくらい人多い
今日、何かイベントあるのかしら
まさか、鈴懸じゃないよね~なんてドキドキしつつ、
オープンしてからお店へ一直線
鈴懸、いつも行列だけど、開店時もか~って思いながら、
それでも、20分待ちで買えたからよかったわ
恐るべし、伊勢丹
でも、今日は苺大福食べれると思って、仕事もがんばれた
いつもより、たくさん買ってしまったけど、余裕で食べれちゃうだろうね