今日は、鬼頭敬子著の、子どもがどんどん賢くなる『絶対音感の育て方』という本を読みました。
私自身も、音楽が流れるとドレミで聴こえてくるので絶対音感の方なのだろうと思っていました。
が、読み進めるうちに長女は正に絶対音感なのだろうと確信しました。
幼児の頃、地下鉄に乗ろうと階段を降りようとすると怖い😢と言って泣いて地上でしゃがみこんでしまいます。仕方がないのでベビーカーに乗った次女を階段の下まで運んで、それから地上で泣いている長女を迎えに行き、抱っこをして階段を降り改札口へたどり着くということが度々ありました。
中学生の頃は、学校内のスピーチコンテストに出場した際、先生から『帰国子女だったの?』と聞かれるほど発音が良かったそうです。
大学は日本一ソルフェージュが難しいと言われる音大で、ソルフェージュのクラス分けはトップクラス。そこでのテストで100点を取りました。
また、専門が声楽なのでフランス歌曲を歌う際、フランス語の発音に自信が持てなかったので、フランス在住歴の長いフランス語同時通訳者で、厳しいと有名な先生を紹介していただきレッスンへ伺うと、
『95点!とても良く勉強していらっしゃるわね。私が教えてきた生徒の中で1番発音が良いわよ!良く頑張られましたね。』と、ほめていただくという嬉しい誤算もありました。
本を読み進めていくうちに、これは全て絶対音感があったからなのだと思いました。
耳がトレーニングされているからこそ、はるか遠くで聞こえる地下鉄のゴーっといった音を怖がったり、
CDをリスニングするだけで同じ様な英語の発音ができたり、
それは、フランス語でも同じ事でした。
オペラなどの曲では、分厚い楽譜にイタリア語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、、、など他言語の国の言語が沢山載っていますが、全て発音だけでなく暗譜をして表現しながら歌う。
この記憶力は本当に親ながら凄いと思います。
耳を育てる事で、絶対音感を持つことでの相乗効果は計り知れないなぁと気付かされました!