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1月5日は東京文化会館 小ホールで開催されました「4名の若手気鋭のピアニストの饗宴 2台ピアノ協奏曲の午後」にお伺いしました
とても聴きたいプログラムで横山幸雄先生の門下生である小林君と務川君も出演されるし、生演奏ではお聴きしたことがない黒岩さん、實川さんの演奏もとっても楽しみ満員のお客様です。
務川君が演奏されたサン・サーンスの5番エジプト風は私が関西フィルと大阪フィルで共演させて頂いた思い出深い大好きな曲。開演前からワクワクしていました
プログラム
リスト:ピアノ協奏曲第1番
黒岩航紀 (オケパート 務川慧悟)
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
小林海都 (オケパート 實川風)
サン・サーンス:ピアノ協奏曲第5番
務川慧悟 (オケパート 小林海都)
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
實川風 (オケパート黒岩航紀)
[スタインウェイD274とオケパートはベーゼンドルファーModel 290インペリアルを使用]
リスト、風格があり華やかな演奏でした
何か異音がしていたのですが。。。
弦が切れたそうです。張り替えている間、急遽、黒岩さんがMCとなり務川君にインタビュー。
浜コンを終えられての反響、心境、
エピソード等、実に上手に聞き出しておられました。務川君のこだわりも聞けました。
こういう時間も楽しいですね
バルトーク3番は打楽器的な要素は控えられているのでとても幻想的
とても美しい音色です
小林君は第22回松方ホール音楽賞(神戸)を受賞されました。2月9日に受賞式と記念演奏会がありますよ
休憩後は實川さんと小林君のトーク。
リハーサルでも弦が切れたそうです。
「終演後までに何本切れるか!」と實川さん。会場から笑いが起こっていました。
小林君からはスタインウェイとベーゼンドルファーを使う事によって、ある意味ぶつからず違った響きを醸し出し成功しているとお話がありました。
そして務川君のサン=サーンスのエジプト風。
1楽章 知的に颯爽と始まりました。
エジプト風というタイトルは2楽章からきており、エキゾチックな響きが会場を包みます。3楽章のテンポも速くエネルギッシュで心躍らされる素晴らしい演奏でした
最後はプロコフィエフ、リズミカルで元気を頂けました
ソロは勿論ですがオケパート、大変ですね。オーケストラの演奏を一人で担わなければいけないのですから
皆さん、素晴らしかったです
終演後はサイン会がありそれぞれのピアニストに長蛇の列。
この4人での2台ピアノシリーズは2回目だそうです。
又次回も伺えたら良いなぁ~
4、5日と素晴らしい演奏を満喫出来ました
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