闇を深く深く染めたら
この眼はもう何も映さなくなった
君が居ないこの刻に
喜びも哀しみも触れなくなって
沈みこんだみたいな茫漠たる時間だけが
その鼓動を止ませない為だけに動いている
瞬間刹那 追憶から
駆け巡る連鎖を心は受け止めきれずにいる
涙が乾く
今ちゃんと生きてますか?
そう自分に投げかけても
微かな吐息が静寂に潜むだけ
まだこの世に残せるだけの
希望があるのか
僕にはまだわからない