6月6日 シャルル・リシャール=アムラン ピアノリサイタル 19:00 東京オペラシティコンサートホール

 

 

 

 

【プログラム】

 

モーツァルト : ロンド ニ長調 K.485

         ロンド イ短調 K.511

         ロンド ヘ長調 K.494

ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 op.27-2「月光」

          Ⅰ.Adagio sostenuto

          Ⅱ.Allegretto

          Ⅲ.Presto agitato

 

(休憩)

 

ショパン : 演奏会用アレグロ イ長調 op.46

       ワルツ集

        ワルツ 第14番 ホ短調 op.posth

        ワルツ 第3番 イ短調 op.34-2

        ワルツ 第4番 ヘ長調 op.34-3「華麗なるワルツ」

        ワルツ 第12番 ヘ短調 op.70-2

        ワルツ 第6番 変ニ長調 op.64-1「小犬のワルツ」

        ワルツ 第7番 嬰ハ短調 op.64-2

        ワルツ 第8番 変イ長調 op.64-3

        ワルツ 第5番 変イ長調 op.42

 

●アンコール

 ショパン:ノクターン嬰ハ短調「遺作」

 ブラームス:6つの小品 op.118-2

 グラナドス:演奏会用アレグロ

 

 

クマさんみたいなシャムランさんくま(ブロ友さん命名)

2022年12月に初めて彼のピアノを生で聴いて、

また聴きたい!って思い、足を運びました。

 

 

ピアノは前回と同じくYAMAHA。

スタンウェイよりも音が優しくまろやかに聞えました。

 

モーツァルトの1曲目ロンドK.485とベートーヴェン「月光」の第1楽章は、むか~し私も発表会で弾いたこともある曲で、特にモツは懐かしさを感じると同時に、めちゃ緊張しぃだった私の当時のガチガチだった気持ちがちょっと蘇ってきて、春のような明るい音色が響いているにもかかわらず、少しドキドキしながら聴いてしまった驚き

 

 

前半のベトのピアノソナタも良かったですが、後半の演奏会用アレグロ、ワルツ第5番が特に良かったですOK爆  笑

 

演奏会用アレグロは初めて聴きましたが、もともとは「ピアノ協奏曲第3番」として着手したものを後にピアノ独奏曲として書き直した作品で、協奏曲だった影響か、とてもスケールが大きくて美しくて華々しい曲でした!

 

ワルツ第5番はほんと楽しかったルンルン

思わず身体が踊り出しそうな感じで、細かい3拍子と右手の2拍子の微妙なリズムが楽しかった!

 

第4番は別名『猫のワルツ』と呼ばれていて、反田くんもよく弾きますが、反田くんのにゃんこさんよりちょっとおっとりと上品な感じのにゃんこさんに聞えました笑

 

 

ほぼ満席の客席からはたくさんの拍手拍手拍手拍手

そしてアンコールは3曲でしたが、ブラームスはめちゃ美しくキラキラ、そしてアンコールとは思えない約8分ぐらいあるガチで大胆で迫力満点のグラナドス!!

曲もですが、作者名も初めて聴きましたが、こちらも緩急あり~のドラマチックな曲でめちゃ楽しかったですルンルン

 

シャムランさんは特に大胆な弾き方とか超絶技巧とかあまりされない感じがしますけど、聴いててほんと心地良いリズムや音量や響かせかたでちょっと癒やし系入ってるな~と改めて思いました。

 

演奏後のご挨拶の様子もそういったお人柄が見えて、また聞きに行きたいと思うピアニストさんです。

 

 

終演後はCD購入者の方にサイン会メモをやってましたが、私は購入しなかったのでそのまま帰路につきました。

 

なぜなら前日にあぶ刑事舞台挨拶映画、翌日にシャムランさんルンルン、そして今日は東京ドーム野球と言う3連チャンなのです。

あぶ刑事は予定外に入ってきたスケジュールでしたけど、久し振りの3連チャンなので体力温存、無理はせず。

そして最終日の今日は勝利で締めくくってほしいな、と思います。

でも3連チャンとは言え、それぞれジャンルが違って良かった(笑)

 

 

 

おまけ。

客席はほぼ満席でした。

協力スポンサーにヤマハ、もしくは文化庁推しのコンサートだったからか、親子ずれやヤマハピアノ教室に通っていそうな子供、学生さんたちがけっこういまいた。

あちこちでお教室同士の知り合いや先生?へご挨拶をされてる場面が多々見られ、小さなお子たちは小学生とかも。(嫌な予感凝視

案の定、演奏中にガサゴソ、小声でのおしゃべり、物を落とす、アメ袋パリパリ…などなどえーもやもや

中学生~高校生ぐらいの子たちは演奏中にスマホを点灯させるひらめき電球

暗闇で光る物体は、遠くても視線の脇に入って鬱陶しいです。

 

休憩後の後半が始まる前にホールスタッフさんが注意喚起のボードと大きな声とで注意を促してました。

特に該当者(エリア)に対しては、最後に更に一声「お願いしますね!」と付け足しも。

 

私の席の近くにも小学生の親子がいましたが、けっこううるさかったです。

後半は多少マシになりましたけど、お子たちの落ち着きの無さは相変らず。

 

ただ唯一、ベト「月光」第1楽章の時だけは、みんな静かでしたが。。。