5月11日 カーチュン・ウォン✕日本フィルハーモニー交響楽団 14:00 サントリーホール

 

 

【プログラム】

マーラー : 交響曲第9番 ニ長調

       Ⅰ.Andante comodo

       Ⅱ.Im Tempo eines gemächlichen Ländlers

       Ⅲ.Rondo-Burleske:Allegro assai.Sehr trotzig

       Ⅳ.Adagio:Sehr langsam und noch zurückhaltend

 

指揮:カーチュン・ウォン

日本フィルハーモニー交響楽団

 

 

カーチュ~~~ン

やっぱ彼が振るマーラーはいいなぁ~照れ飛び出すハート

 

 

 

冒頭のハープと弦、美しかったキラキラキラキラキラキラ

弦の音がなんか温かい。

そしてそれに続く金管のみなさん、ぶらぼ~でしたよ!!

ホルンソロ、トランペットソロ、音がピッタリと合って気持ち良かったです。

 

去年、この曲をY響で聞いた時に、金管がいきなり不安定で、

その影響なのか私の気持ちが落ちてしまい、あまり楽しめませんでしたアセアセ

でもでも、なぜか去年ほとんど記憶のなかった第3楽章のノリがめちゃくちゃかっこ良くて楽しかったパー爆  笑

 

そして、第4楽章。

演奏に入る前に、カーチュンは指揮棒を指揮台の下に置き、両手でゆっくりと指揮をしてました。

 

弦の音が泣かせますえーん

それに重なる金管の音も哀愁~

でも個人的にはそんなに「死」をイメージするような悲愴感は感じなかった。

まぁ、その時々の環境にもよるのかもですけど。

カーチュンは、ゆっくりとゆったりと訴えかけるような指揮。

私は大きな感動というより、何か心が満たされるような気持ちになりました。

 

 

最後は超超超弱音で、そしていつ終ったのか分らないぐらいの余韻を残しながら、多分ですけど2分近く指揮棒を下ろしませでした。

その間、ステージはもちろんですが、客席も物音1つせず、空気が止った感じの静寂。

 

やっとカーチュンが腕を下ろしても、数秒おいてから拍手が拍手拍手拍手拍手拍手

嵐のような拍手でした。もちろんブラボーも!!爆  笑

 

 

あっという間の約80分だったなぁ~

マーラーの交響曲は演奏時間が長い曲が多いけど、入り込んでしまうと60分以上の曲でもあっという間に過ぎてしまう。(その逆だと苦痛の時間になりますがあせる

 

今月は読響でマラ3、そしてカーチュンは今月もう1度(チャイコ5番)を聞く予定なので、めちゃ楽しみです。