5月10日 西本智実✕イルミナートフィルハーモニーオーケストラ 19:00 東京芸術劇場コンサートホール
【プログラム】
ワーグナー : 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より 第1幕への前奏曲
スメタナ : 連作交響詩「わが祖国」より
第1曲「ヴィシェフラド(高い城)」
第2曲「ヴルタヴァ(モルダウ)」
第6曲「ブラニーク」
リムスキー・コルサコフ : 交響組曲「シェエラザード」作品35
Ⅰ.海とシンドバッドの船
Ⅱ.カランダール王子の物語
Ⅲ.若き王子と王女
Ⅳ.バグダッドの祭り
海
船は青銅の騎士のある岩で難破
終曲
●アンコール
ロッシーニ:「ウィリアムテル」序曲よりフィナーレ
指揮:西本智実
イルミナートフィルハーモニーオーケストラ
久し振りの西本智実さん
相変らずカッコイイ
開演直前にホール内に、前プロ1曲目の簡単な解説音声が西本さんご本人の声で流れました。
ちょっと珍しい演出?
姿勢良く、颯爽とステージに登場した西本智実さん。
はぁ~やっぱ見惚れますね
ワーグナーは華々しく力強い演奏で、ワクワク
ホルンソロの男性が全演目通して、とっても上手かったです
そして「わが祖国」演奏前にも、今度はステージにマイクを持って西本さんが登場し、曲目紹介してました。
1861年~1879年という長い年月をかけて書かれたこの曲ですが、ちょうど日本では都が京都から江戸へ遷都した頃だそうです。
全6曲のうちの3曲のみの演奏でしたが、残念な事に個人的にちょっと入り込めないまま終ってしまった感じが
「モルダウ」は単曲出来いた事も多いですし、もちろん全曲通しで聞いた事もありますが、何というか流れに乗れなかった…と言う感じ。
何となく前プロ1曲めに比べるとちょっとオケが堅いような気がして、
もちろん冒頭のハープも良かったし、
「モルダウ」も弦が流れるようで良かったけど。
私が勝手に…ですけど、聞きながらちょっと緊張して疲れてしまった
なのでひたすら西本さんの美しい後ろ姿を堪能してました
指揮棒なしだったので、両手がピシっと時には優雅に決めポーズのようなそんな姿をね。←何しに行ってるんだかw
でもでも、シェエラザードはガラリとオケが変わった
何というか、ステージ全体が楽しそうだったし、
オケが弾き慣れてる感じが伝わってきて、物語の中に引き込まれました。
第1楽章の船が海原へ出ていくところの流れはめちゃ好き
ゾクゾク。
独奏ヴァイオリンも良かった。
最後は壮大なフィニッシュにブラボーの嵐嵐嵐
東京芸術劇場コンサートホールの3階席(最前列ではありましたが)で、ステージから遠かったけど、12型オケのエネルギーがヒシヒシと伝わってきた。
前半ちょっとモヤモヤだったけど、終わりよければすべて良し
アンコールのウィリアムテルは、この日イチバンの盛上がりだったかも。
反田くんがショパコンのファイナルで演奏してた時のように、演奏が終らないうちから拍手が出た
西本さんはいつものように客席全体にゆっくりと視線を向けて、
各々に感謝を伝えてました。
やっぱ西本さん、いいね~
もちろん演奏も素晴しいけど、視覚効果が更に満足度アップだね
ホールのオブジェが面白かった
地下1階からエスタレーター上がって来たら、「あれ?帽子?」って思ったら…
上から見たら、「ワンピースだっ!」
おまけ。。。
この日、コンサート会場は東京芸術劇場コンサートホール。
つまり池袋だったので、新宿から埼京線でJR池袋駅へ…と言ういつものルートのつもりで家を出たにもかかわらず、ボーーっと電車に乗っていた私は、気がついたらサントリーホールへ行くルートに
幸いな事に、この日はJRが少し遅れているとの情報だったので早めに家を出たので慌てて新宿へ戻り池袋へ。
間に合いましたが、慣れって怖いわぁと。
ちゃんと事前に場所も確認してたにもかかわらず、途中から無意識にサントリーホールへのルートに乗ってたって事ですもんね。
ボーっと音楽聞いてる場合じゃなかった
そして、今日は午後からこちら。
昨日の公演も評判良いようなので、楽しみにしたいと思います。
ちなみに今日はサントリーホールです