3月25日 亀井聖矢✕原田慶太楼 コンチェルト・ナイト 19:00 東京芸術劇場コンサートホール

 

 

【プログラム】

チャイコフスキー : 歌劇「エフゲニー・オネーギン」からポロネーズ

プロコフィエフ : ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 作品26 *

          Ⅰ.Andante-Allegro

          Ⅱ.Tema con variazioni : Andantino

          Ⅲ.Allegro, ma non troppo

●ソリストアンコール

 リスト : ラ・カンパネラ

 

(休憩)

 

ガーシュイン : ピアノ協奏曲 ヘ調 *

          Ⅰ.Allegro

          Ⅱ.Adagio-Andante con moto

          Ⅲ.Allegro agitato

 

*ピアノ:亀井聖矢

 

指揮:原田慶太楼

東京交響楽団

 

 

熱烈!

めっちゃ楽しかったーーー!!!!!!

 

 

始る前からテンション高めな感じは予感してましたけど、

原田さんはすでに、前プロ@チャイコからバレエダンサーかバレエはてなマークと思うほど、

足先ピヨ~ン上矢印、両手グル~ンうずまきて感じで全身を使ってダンサブル爆  笑

この方の指揮は見てて気持ち良くて楽しいなぁ~

華々しい幕開けとなりましたルンルン

 

 

オケはステージ後方へ少し下がった場所に最初から位置していたので、

その後のコンツェルトのピアノはステージ再前方へスムーズにセッティング。

 

拍手の嵐の中、原田さんと一緒に亀井くん登場拍手拍手拍手

少し大人っぽくなったかな。

 

 

プロコ3番。

冒頭のちょっとMysteriousなクラリネット、そして木管&弦、徐々に弦が速度を増して、この先何かワクワクすることが起りそうな雰囲気からの~ピアノビックリマーク

…と言う流れが、『小さな子が不思議なおもちゃ箱をちょっとドキドキしながら蓋を開けたら、そこから楽しいおもちゃの世界が~って』、いつも勝手にいつも感じて(想像して)しまうんですが、まさしくその通り!!

亀井くんのめちゃ超絶技巧とオケ、そして原田さんとの掛け合いはほんとに楽しかった爆  笑飛び出すハート

 

最後までほんとに目を見張る演奏ルンルン

 

でも超絶技巧大好きの亀井くんだから、楽しんでいるのが伝わってくる。

足元バタバタは相変らずだったけど、

あれだけ激しい動きで鍵盤を駆け巡っていたら、

きちんと姿勢を保って弾くのは無理でしょうね。

3年前に聞いた反田くんのような重みのある迫力感はなかったけど、

圧巻のあっという間の約30分でした。

フィニッシュへの追い込みがほんとすごかったなぁ爆  笑爆  笑爆  笑

 

亀井くんが原田さんの元へいき、お互いハグハグ。

後半始る前に原田さんと亀井くんの数分のトークタイムがあったんですけど、

その時に、ハグしながら第一声が「疲れたぁ~アセアセ」と言ってたそうです笑

そりゃそうでしょう。

 

 

そして後半のガーシュイン。

私は初聞きでしたが、ところどころジャズチック、そしてロマンチックなどなど、変化に富んだ曲で、微妙なジャズのリズムなどプロコとはまた違った亀井ワールド全開で盛り上がりました。

 

前半、プロコであれだけ弾いたのに、後半この演奏ってほんとスゴイと思いました。

 

拍手喝采の中、ステージから帰ろうとしたらそれを原田さんが腕を掴んで引き留め、ピアノの椅子へ誘導。

はい、アンコールですねびっくり

 

更に拍手が盛り上がりましたけど、すでにお疲れだろうに気の毒~と思いながらもワクワクニコニコ

少しピアノの前で考えて弾き始めたのは、リストのラ・カンパネラ。

 

前半はかなり抑え気味で切なくなるほど弱音を生かした演奏でしたけど、

終盤ドバッと爆発で豪華圧巻のラ・カンパネラでした。

色んな人が弾きますが、それぞれ表情があって面白い!!

 

 

前日のちょっと物足りなかった気持ちが、

この日で十分に満たされて楽しい時間となりましたニコニコラブラブ