3月24日 飯森範親✕群馬交響楽団 東京公演 15:00 サントリーホール

 

 

 

 

【プログラム】

モーツァルト : ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466 *

         Ⅰ.Allegro

         Ⅱ.Romance

         Ⅲ.Rondo.Allegro assai

●ソリストアンコール

 ファジル・サイ:Black Earth

 

(休憩)

 

ブルックナー : 交響曲第9番(コールス校訂版)

         Ⅰ.Feierlich,misterioso

         Ⅱ.Scherzo:Bewegt,lebhaft

         Ⅲ.Adagio:Langsam,feierlich

 

*ピアノ:ジャン・チャクムル

 

指揮:飯森範親

群馬交響楽団

 

 

去年、30年ぶりのサントリーホール公演となった群馬交響楽団。

今年も引き続き、サントリーホール参上です!!

 

 

ソリストのジャン・チャクムルさん、お初ニコニコ

2018年浜松国際ピアノコンクール優勝。

チラシなどでお名前だけは目にしていて、いつか聞きたいなぁと思ってましたけど、今回やっとその機会がやってきましたルンルン

 

 

マエストロとステージに登場したチャクムルさん。

スラ~っとした長身。

写真のクルクルふんわりの髪型ではなく、ちょっと短くなってた~

笑顔がとってもチャーミング照れラブラブ

 

ピアノはSHIGERU KAWAI。

 

モーツァルトのこの曲は、先月JNO(反田恭平)で聞いたばかり。

反田くんの力強い主張がある音に比べて、チャクムルさんのそれは小粒な音が束になって聞え、軽快でとても楽しそうな音。

モーツァルトの2曲しかない短調の曲だけれど、そう言うのを感じさせない音色に感じました。

ピアノの違いもあるかもだけど。

 

 

第1楽章冒頭、いきなりオケと一緒に弾き始めたのはビックリしたけど、小編成のオケととってもバランスが良くて、飯森さんとのアイコンタクトも頻繁。

カデンツァも素敵キラキラ

 

ソリストアンコールは、同じトルコ出身でピアニストでもあり作曲家でもあるファジル・サイの曲「Black Earth」。

重低音の和音の強打がペダルで響いてる中、ピアノ弦を直接手で押さえて響きを濁らせたり、ちょっと不思議な世界感。

途中、ジャズチックなところもあり、面白い曲でした。

 

たくさんの拍手の中、ちょっとはにかみながらの笑顔が可愛かった拍手拍手拍手

 

 

そしてブルックナー第9番。

去年、PMFオーケストラで未完の第4楽章を含む演奏を聴いてめちゃ楽しかったので、この日も楽しみにしていたんですが、う~ん…なんだろ…

 

ほとんど私の心に響いて来ず…凝視もやもや (なんでだろぉ~なんでだろぉ~ルンルン

 

そもそも曲を熟知してる訳でもないので、要所要所で「おぉ!」と思う箇所だったり、メロディに酔いしれてみたり~みたいな楽しみ方しかできないんですけど、そう言うところがあまりなく、ただただジッと聞いてるだけ、みたいな。

去年聞いて楽しかった~と言うのは、何だったんだろ?と思ってしまった。

 

それでもワーグナーチューバの音色は好きだなぁと思ったし、私が初めてこのオーケストラを聞いた時から比べると(偉そうな言い方になってしまいますが)オケのやる気と言うか熱量が毎年グングンと上がってきていて、この日の演奏もすごく熱量は感じたんですが、個人的には余り楽しめなかったのは残念でしたショボーン

 

でもブルヲタさんぽい方もたくさんで、終演後もブラボーがたくさん飛び交っていたので、きっと素晴しい演奏だったのだと思います。

 

まぁ、そう言う時もありますね。

てか、そもそもブルックナーは私にはまだまだ敷居が高く、運が良ければ楽しめる~って感じなのかもですアセアセ

 

オケはとても良かったと思うので、次回の東京公演は楽しめるといいなぁと思います。

足を運べる機会がありますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今夜はこちらへ。

 

 

 

コンサートの連チャンは避けたかったのですが、致し方なく。

でもでも、昨日の「なんでだろぉ凝視」を挽回出来そうなメンバー&演目!!

小雨が降ってはっきりしないお天気なんですけど、楽しみたいと思います。