1月22日 尾高忠明✕大阪フィルハーモニー交響楽団 19:00 サントリーホール

 

 

 

【プログラム】

武満徹 : 波の盆

      Ⅰ.波の盆

      Ⅱ.美沙のテーマ

      Ⅲ.色褪せた手紙

      Ⅳ.夜の影

      Ⅴ.ミサと公作

      Ⅵ.終曲

 

(休憩)

 

ブルックナー : 交響曲第6番 イ長調(ノヴァーク版)

         Ⅰ.Maestoso

         Ⅱ.Adagio.Sehr feierlich

         Ⅲ.Scherzo.Nicht schnell-Trio.Langsam

         Ⅳ.Finale.Bewegt,doch nicht zu schnell

 

指揮:尾高忠明

大阪フィルハーモニー交響楽団

 

 

大満足!爆  笑音符爆  笑音符爆  笑音符

 

 

 

私にとってはイマイチ苦手意識のある武満徹作品ですがアセアセ、この『波の盆』は過去に1度聞いた事があり、その時にほんとにキレイな曲だなぁと感動照れキラキラ

また聞いてみたいと思うつつも機会がなく、今回、このチラシを手にした時には、この曲が聞きたくてチケットを取りました。

 

メインプロのブルックナーは(私にとっては)おまけ←失礼すぎるっ驚き

ただ演奏機会が少ないとの事だったので、ブルックナー初心者の私にとってこの機会に聞けるコトは有りがたや~なプログラム。

 

でもでも、どちらもめちゃくちゃ良かったビックリマークビックリマークビックリマーク拍手拍手拍手

 

 

 

『波の盆』は、1983年に日本テレビで放送されたドラマの為に武満さんが作った曲。

ハワイを舞台にした日系移民一世を描いた作品で、脚本:倉本聰、日系移民一世に笠智衆、その息子に中井貴一、その中井の娘に石田えり…と言う出演。

 

ゆったりとしたテンポで奏でられる弦とチェレスタやハープがほんとに美しくて、心が洗われるようで心地良かった。

尾高さんもおおらかな指揮で、曲の美しさを強調するかのような演奏でした。

 

ドラマは見てませんが、あらすじなどから想像して、曲とのイメージが湧き、どこかで放送とかあったら、武満さんの曲とともに見てみたい。

それと同時に、他の武満作品もこんな感じで聞きやすいと良いのになぁと思いました。

 

 

そしてメインプロのブルックナー第6番。

オケも前半14型から16型の大編成へ。

 

これがまぁ、めちゃくちゃ楽しくて、約60分近くがあっという間に過ぎてました。

 

第1楽章は力強くて、尾高さんの力のこもった指揮がガンガンと続いて、最後まで大丈夫かしら?と思うほど。

だからか、第2楽章との合間は少しインターバルが長かったアセアセ

 

第2楽章はゆっくりと美音。

とこどどころめちゃくちゃ美しいメロディがあって、あとオーボエがとても良かったですキラキラ

 

第3楽章だったかな、ブルックナーの第5番で聞いた事のあるメロディも聞えてきたりした。

 

そしてそして第4楽章はドラマチックな展開と共に、第1楽章でもそうでしたけど、トーンボーンとチューバが素晴しく咆えていて豪快ビックリマークビックリマーク爆  笑

 

 

ブルックナーの曲に対する私が勝手に思ってるしつこさとか小難しさとかほとんどなく、ブルックナー休止も1~2回?あったかな?と言う感じで、そう言うのは苦手ではないけど、この第6番はなんとなくブルックナーっぽくないな~ととても聞きやすくて楽しかったです音符

 

けっこう好きかも、第6番OKニコニコハート

 

 

確かブルックナー第3番も以前に大阪フィルで聞いてとても楽しかった記憶があり、今回の第6番の他、第7番と第8番も複数回聞いて楽しい記憶があるので、私、けっこうブルックナーに馴染んできたかもしれません。

漠然と…ですけど。

聞いてて楽しい、楽しくないと言う気持ちは大事と思うので。

 

 

そして多分ですけど、ブルックナーの全交響曲第0番~第9番(00番というのもあるそうですが)のうち第3番~第9番までを聞いたことになります。

シベリウス全交響曲制覇を目指してましたけど、ブルックナーの方が先に達成されちゃうかも。

ちらしを見ると、今年生誕200年と言う事もあってかけっこうブルックナーの演奏機会は多そうですよね。

頑張れシベリウス笑

 

 

ちなみに井上ミッキー、いらしてました。

開演前にホワイエですれ違いざまにお見かけして、私思わず「あっ!びっくりハッ」って言ってしまったら、ニコって大きな目を見開いて笑ってくださいました。(優しいニコニコ

縦縞スーツで、踊るように客席階段を降りていたのが印象的照れ音符