10月14日 カーチュン・ウォン✕日本フィルハーモニー交響楽団 14:00 サントリーホール

 

 

【プログラム】

マーラー : 交響曲第3番 ニ短調 

       第1部

        序奏 パン(牧神)は目覚める

        第1楽章 夏が行進してくる(バッカスの歩み)

       第2部

        第2楽章 野の花が私に語ること

        第3楽章 森の動物が私に語ること

        第4楽章 人間が私に語ること

        第5楽章 天使が私に語ること

        第6楽章 愛が私に語ること

 

コンサートマスター:田野倉雅秋

ソロ・チェロ:門脇大樹

ポストホルン:オッタビアーノ・クリストーフォリ

メゾ・ソプラノ:山下牧子

女性合唱団:harmonia ensemble(合唱指導:福永一博)

児童合唱団:東京少年少女合唱隊(合唱指導:長谷川久恵)

 

指揮:カーチュン・ウォン

日本フィルハーモニー交響楽団

 

 

 

 

私の好きなマーラー交響曲ベスト3に入る第3番。

2018年(大野✕都響)、2019年(井上ミッキー✕読響)、2022年(アレクサンダー・ゾディ✕都響)、そして今回の4回目。

 

カーチュンのマーラーは去年、これまた私のベスト3に入る第4番を聞き、めちゃ楽しかったので今回も期待値モリモリアップアップアップ

 

 

そして期待通り!

楽しかったし、めちゃ感動でウルウル~笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

女声コーラスと児童合唱団(それぞれP席)、そしてソリストともに最初から入場。

出番までが長いのに、大変だなぁ~

そしてカーチュンが爽やかに登場。

 

冒頭の8本ホルン(数えたら9本に見えたんだけど気のせい?)、いきなりアドレナリンが~!!

行進曲も勇ましい~チュー

 

第3楽章のポストホルンはバンダで、LB、LCの扉を開放。

そこから聞えてくる音は、晴しくノビノビと、そして素朴で、ステージ上のオケと会話をしてるかのような感じがじわ~と心に染みました。

 

第4楽章、ソリスト山下さんはステージ上手の少し後方、チェロとコントラバス、そして管楽器の合間に。なかなか珍しい位置。

自席が2階席中央エリアの後方だったので、少し声が遠くに聞える感じでしたが、それが逆に天からの声に聞えてジワリときた。

 

そして何より心が洗われる第5楽章。

子供達のビムバムはほんと可愛い照れハート

ここまでの時間が長すぎて、途中ついついコックリモードぐぅぐぅの子もいたりして、

お友達に起こされてましたけど、出番がくれば可愛い歌声で女性コーラスとのかけあいもバッチリでうるうるおねがいキラキラ

 

 

第6楽章前に新たに2人の奏者がステージにスタンバイしたので何だろう?と思っていたら、最後はなんと7人によるシンバル!

ステージを半円に囲む感じで圧巻でした!!

もう弦の美音に、ティンパニと金管の迫力にあっという間。

涙で視界が霞む~~えーん

 

最後はカーチュンが十数秒かけてゆっくりと手を下ろして終演。

 

 

ぶらぼぉ~~爆  笑拍手爆  笑拍手爆  笑拍手

やっぱ第3番、素晴しい!

 

 

私の時計だと、約93分ぐらいで、カーチュンは総暗譜。(すげ~びっくり

大感動だった読響ミッキー版に比べると、ピシっとキチっとした感じでちょっと生真面目な感じがする印象だったけど、それでもやっぱり1楽章1楽章に違った景色が見え、オケも最後まで長丁場頑張ったし、何よりやっぱい子供達の歌声が私はいちばん微笑ましくて心が和む。

そしてマーラーならではの咆哮する金管はゾクゾクします。

 

 

マーラーばんざ~い!チュー

カーチュンばんざ~い!チュー

 

 

 

 

 

 

 

終演後、撮影OKでした。

 

 

 

カーチュン、オッタビアーノさん、山下牧子さん