6月11日 東フィル 休日午後のコンサート《よくばりヴァイオリン》 14:00 東京オペラシティコンサートホール

 

 

【プログラム】

 

ハチャトゥリアン : バレエ音楽『ガイーヌ』より“剣の舞”
ヴィヴァルディ : 『四季』より「春」*
チャイコフスキー : ヴァイオリン協奏曲より第1楽章*
メンデルスゾーン : ヴァイオリン協奏曲より第3楽章*

 

ベートーヴェン : 交響曲第5番『運命』

           Ⅰ.Allegro con brio

           Ⅱ.Andante con moto

           Ⅲ.Allegro

           Ⅳ.Allegro

 

*ヴァイオリン:松田理奈

指揮とお話し:出口大地

 

 

 

だんなと会員になってる年4回の休日午後のコンサート。

この日はだんなが用事で行けなくなったので、いつも無料企業セミナーやイベントに誘ってくれる懸賞運の良い友達@略して「懸とも」をお誘いしましたニコニコスター

 

演目もベト『運命』とかあまりクラシックを聞かない人でも馴染みのある曲だったので、楽しめるかな~と。

 

 

 

コンサート前に久し振りに会うのでランチナイフとフォーク

東京オペラシティの成城石井の前にあるインドカレー料理の『ガンジス』👳

衆議院内の食堂で60年以上出店されてるカレー屋さんらしいです。

 

 

上差し上差し上差しカレー2種(4種類から選ぶ)とデカいナン、サラダ&ドリンクで1,210円。

 

 

他にもカレーバイキングなど、お手頃価格のランチの種類がけっこうありましたが、休日の午後コン。

食べ過ぎは睡魔に襲われる可能性大なので、これぐらいでちょうど良い。

とは言っても、けっこう食べ出があって(ナンがデカいよw)美味しかったです。

唯一失敗したのは、オーダーの時に辛さ指定をしなかったので、私にとっては辛さがまったく物足りなかった…ガーン

 

梅雨入り、ジメジメ、お天気イマイチにもかかわらず客席は満席。

オフィスビルで日曜日なのに~

 

 

そしてコンサート会場へ。

指揮者の出口さんは、東フィルの定期演奏会で1度見た事がありますが、左で指揮棒を持つ左利きの指揮者。

なかなか珍しいですね。

ウェービーな髪型と左利きと言う事で、何となく後ろ姿がSMAPの稲垣ゴローちゃんに似てるな~と笑

 

第17回ハチャトゥリアン国阿遺恨クール指揮者部門で日本人初の優勝と言う事で、1曲目も元気いっぱいのハチャトゥリアンでスタート音符

 

懸ともも「あ~運動会!!」とちっさく呟いてました😅

 

つかみOKOKウインクOK

 

 

 

この日のテーマは《よくばりヴァイオリン》🎻

ソリストの松田理奈さんは、目の覚めるようなヴァイオレットのドレスで登場スター

 

 

ヴィヴァルディの「春」は、3-3-2-2-1の小編成で、半円にスタンバイ。

チェロ以外は立奏。

指揮者なしで、半円の真ん中に松田さん。

 

ホールが高級サロンになったかのような雰囲気でしたキラキラ

松田さんのヴァイオリンも素敵でしたけど、個人的にコンマスの三浦さんの音色が際立ってたように思いました。

 

 

チャイコンとメンコンはそれぞれ各1楽章ずつの抜粋でしたけど、こちらは松田さんのヴァイオリンがめちゃ美しかったキラキラキラキラキラキラ

優しく癒されるかと思うと、めちゃ気の強そうな刺さるような音。

 

ただちょっと音量?ボリューム?的にオケに埋もれがちな感じもしたかなぁ。

オケがずいぶんと抑えて弾いてる感じもしないでもないような…

まぁ、そんな聞え方の日もあるよね。

 

ソリストアンコールは、イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番「バラード」より

 

 

 

そして休憩後、休日午後コン名物のトークコーナー&質問タイムカラオケ

松田さんへ「なぜいつも裸足で弾いているのですか?」との質問が。

 

確かにこの日の演奏中も、裸足だったのを私も見ました。

その質問にちょっとはにかみながら、ドレスの裾を少し持ち上げながらひと言。

 

安心してください、履いてますよ!爆  笑

 

 

笑笑笑笑笑

 

 

日本語で言おうか、英語で言おうか迷いました~と言ってましが、タイムリーですね!!

確かに演奏中より背が高くなってる~と思ってたら、その時はヒールを履いてたんですね。

 

 

でもパーンツ!ならぬシューズ!とのレスポンスはなかったですがw

 

 

で、その質問へのお答えは、

子供の頃にアマチュアオーケストラと共演する機会があり、その少し前に左耳の鼓膜が破れ出血する怪我をしてしまったそうです。

緊急措置(?)で鼓膜の代わりの“紙”を耳の中に貼って貰ったそうなんですけど(そう言う紙があるんですね)、それではぜんぜんオケの音が左側から拾えずに困ってしまい、その時に裸足になってみたら、踵からオケの振動や音響が伝わってきて無事にステージで弾けたそうです。それ以来、ステージに立つときには裸足で弾くようになった…と。

 

 

骨伝導って事ですよね。

 

ちょっと話が逸れますけど、ずっと前に難聴者のダンスグループがあって、音楽が聞えないのでリズムやタイミングが難しいけれど、床から伝わってくる振動で皆が合わせてるみたいな事を言ってたのを思い出しました。

それと同じ事だと思いました。

 

 

歌手や演奏家で裸足でステージにあがる方はけっこういらっしゃいますが、何となく「安定するから」とかかな~と思ってたので、この理由にはビックリでした。

もちろん今は鼓膜はちゃんと治って、問題はないそうです。

良かったですよねニコニコ

 

 

 

そして後半の演奏がスタート。

『運命』、これはめちゃ良かったですよールンルン

オケも力強くて、出口さんのパキパキと軽快な指揮も気持ち良かった。

第4楽章の最後、いつも思うけど、終わりそうで終わらない…いったい何度ジャン!ジャン!…ってキョロキョロ

 

懸ともは、有名な第1楽章、しかも最初の方しか聞いたことがないので、全楽章聞くとこんな感じなんだ~ととても喜んでいて、特に第4楽章は金管が咆えるとことかめちゃ感動してました照れ

 

それと息子さんが大学でアマチュアですけどチェロを弾いてるので、第3楽章のチェロとコントラの低音部分は興味津々だったみたいです。

 

 

知ってる曲もあったし、初聞きでも聞きやすい曲だったし、トークコーナーとかもあってめちゃ楽しかったと言ってくれてお誘いして良かったです。


因みに、

オケアンコールは、ハチャトゥリアン:バレエ『ガイーヌ』よりレスギンカ。

ハチャトゥリアンで始って、ハチャトゥリアンで終わりました(笑)

 

 

美味しかったし楽しかった休日午後となりました。