2月5日 アレッサンドロ・ボナート✕東京交響楽団 14:00 ミューザ川崎コンサートホール
【プログラム】
ラフマニノフ : ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18 *
Ⅰ.Moderato
Ⅱ.Adagio sostenuto
Ⅲ.Allegro scherzando
リムスキー・コルサコフ : 交響組曲「シェエラザード」 op.35 **
Ⅰ.海とシンドバッドの船
Ⅱ.カランダール王子の物語
Ⅲ.若い王子と王女
Ⅳ.バグダッドの祭ー海ー青銅の騎士のある岩での難破ー終曲
*ピアノ:金子三勇士
**ヴァイオリン独奏:小林壱成
指揮:アレッサンドロ・ボナート
東京交響楽団
昨日は珍しく川崎まで足を伸ばしてコンサートへ行ってきました
人生3度目のミューザ川崎コンサートホール。
直近では、2年前に反田くん、JNO✕佐渡さんのコンサートを聴きに行きました。
1階中央エリア最前列でステージ…と言うか反田くんが近すぎてビックリしたのを覚えてます。
今回は2階席CBエリアの前方中央。
ステージがけっこう近い距離で全体を見渡せて、とっても良かったです。
ただステージは正面に見えるのに、微妙に座席が斜めに設置されていてちょっと変な感じでした。とは言え、そんなに困るほどではないですけど
ステージにボナートさんとさんゆうしくん、登場
(私のブログでは、あえて愛着を込めて“さんゆうし”と読んでいます。)
指揮者のアレッサンドロ・ボナートさんは1995年イタリア生まれの28歳
長身でモデルさんみたい
さんゆうしと2人並ぶと、パリコレか!?と錯覚
客席はほぼ満席。
拍手の音も盛大
ピアノの椅子に座って数秒感、気持を集中させるさんゆうし。
静寂の中、最初の和音を弾こうとしたように見えた瞬間、客席でバサっとちらし(多分)を落とす音が
動作が止まる。
再び、数秒間集中し、そしてスタート。
ダイナミックで豪華な鐘の音がホールに響き渡りました
このホールの音は、とってもクリアですね。
すごく透明感がある気がします。
さんゆうしのピアノは時々、ダイナミックで男らしい荒っぽいところもあったりするんですが、このホールのクリアな音色のせいか、それがとても色っぽく聞えてきて、耳が釘付け
第2楽章の管との掛け合いは、まるで恋人同士の会話みたい
第3楽章、オケもかなりの熱演でしたけど、それにほとんど負けてないピアノは凄かったです
時々、足ドン!の強烈インパクトもあり、ピアノがオケを引っ張っているかのような存在感で、色々な表情を見せながら、最後は華麗にフィニッシュ!
この曲は色々なソリスト、オケで聞いているので、(変な言い方ですけど)ある程度最後の盛り上がりとか想像が出来てしまってる感があるんですけど、昨日は久し振りに終盤でアドレナリンがドバッと出てきて、目頭が熱くなってウルウルしました
客席もすごい拍手で、大盛り上がり
そして、ソリストアンコール:G線上のアリア
ガラリと雰囲気が違い、なんか頭を優しくナデナデされてるかのような優しいピアノで、うっとりと癒されました
何度ものカーテンコールで、最後はパタリとピアノの蓋を閉じて笑顔でステージを去って行ったさんゆうし。
大感激、大満足な時間でした
そしてもちろんメインプロのシェエラザードも、とっても良かったです
ただ、前半のダイナミックなさんゆうしのコンツェルトの印象が凄すぎて、個人的にはさらりと過ぎた後半でした。
第1楽章の船出の所は、目の前に広い海が広がって見えたし、ヴァイオリンソロの小林さんの音色がめちゃめちゃ繊細で可憐で美しかった。
オケが前半よりも更にパワーアップした感じだったので、このヴァイオリンソロの繊細な音色とのインパクトが変化があって良かったです。
指揮者のボナートさんはどちらも指揮棒なしで振っていました。
そんなに特徴のある指揮姿ではなかったですが、若さでグイグイをオケを引っ張って行く感じがして、やっぱ前半のさんゆうしとのコンツェルトは相乗効果で素晴しい演奏になったと思います。
終演後もお互い方を組んで称え合ってましたし。
週末の昼公演だったので川崎まで足を運んでほんと良かったな~って思いました。
あ、そうそう、数席隣に熊さんみたいな人が座っているな~と思ったら、
なんとマエストロ佐渡裕さんでした
終演後は写真撮影でした。
Miyuji-K 金子三勇士 Official@miyujikミューザ川崎公演終わりました!皆さまありがとうございました!ボナート氏率いる東響さんはある意味新鮮でとても楽しかった(^^)/ アンコール バッハ=金子三勇士:G線上のアリア @summer_muza… https://t.co/w8V5dsv497
2023年02月05日 17:14