1月29日 カーチュン・ウォン✕日本フィルハーモニー交響楽団 14:00 東京芸術劇場コンサートホール

 

 

 

【プログラム】

ラフマニノフ : ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 op.30 *

          Ⅰ.Allegro ma non tanto

          Ⅱ.Intermezzo. Adagio

          Ⅲ.Finale. Alla breve

 

ラフマニノフ : 交響曲第2番 ホ短調 op.27

          Ⅰ.Largo - Allegro moderato

          Ⅱ.Allegro molto

          Ⅲ.Adagio

          Ⅳ.Allegro vivace

 

*ピアノ:小菅優

 

指揮:カーチュン・ウォン

日本フィルハーモニー交響楽団

 

 

 

前プロ、メインプロ、どちらも大満足で、満腹(←良い意味で!)な約2時間。

ラフマニノフの壮大な曲、堪能のコンサートでした!!チュー

 

 

紫のデザインチックなドレスと着た小菅さん。

彼女は私の大好きな女性ピアニスで、リサイタルには何度か足を運んだ事がありますが、コンツェルトはまだ2回目。

壮大なラフマニノフのピアノコンツェルトは、彼女の大胆な演奏はピッタリなんじゃないかなぁと楽しみにしてました。

 

 

弦の短い前奏の後に入った小菅さんのピアノはじっくりと1音1音が丁寧。

そして、それ以降はやっぱり想像してた通り(それ以上に!)、ダイナミック!!スター

 

カーチュンと頻繁にアイコンタクトをとり、オケとの息もピッタリで、何よりオケと同等、それ以上の多彩な演奏にほんと感動でした。

 

カデンツァはフルオケが演奏してるかのような豪華さ。

圧巻の指捌きで、ほんと凄かったです。

男気あふれる(←褒めてます!)堂々とした音はカッコ良かったし、彼女の意気込みが伝わってきました。

 

演奏後はいつものように少し照れた感じでご挨拶。

客席からは拍手が鳴り止まず、何度もカーテンコール拍手拍手拍手

ソリストアンコールはなかったけど、ほんと圧巻の大満足な演奏でした照れ

 

 

そしてラフマ3番。

こちらはカーチュンは暗譜。

よく覚えていられるなぁと思うぐらいに、各パートに細かく指揮を出してました。

特に弦の強弱を指示する動作が多く見られ、とても表情豊か。

 

弦も金管も重厚でピシッと揃っていて、めちゃ気持ち良かった。

 

第3楽章は美しかったのはもちろんで、カーチュンがより丁寧に指揮してた感じがしました。

最後の1音が消えてからもしばらく余韻を保ってましたよキラキラ

 

第4楽章は踊るカーチュン満載笑

なんとなくマリオネットみたいな動きだったりと、見てて笑いそうな時もあったけど、なんか可愛くて見てて飽きないニコニコ飛び出すハート

先日の海老原さんの指揮もそうだったけど、熱い指揮者によってオケもそれに引っ張られて熱演、良い演奏になっているような気がします。

 

…と言うか日本フィル、先日も杉公で聞いたばかりですけど、私の勝手な感想ですけど、なんか以前よりぐ~んと上手く??と言うか私の好み?な演奏になってるーって思いました。

 

 

約2時間、ラフマニノフの熱い演奏であっという間に終演となりました。