1月26日 東京フィルハーモニー交響楽団1月定期演奏会 19:00 東京オペラシティコンサートホール

 

 

【プログラム】

シューベルト : 交響曲第7番 ロ短調D759『未完成』

          Ⅰ.Allegro moderato

          Ⅱ.Andante con moto

 

ブルックナー : 交響曲第7番 ホ長調(ノヴァーク版)

         Ⅰ.Allegro moderato

         Ⅱ.Adagio:Sehr feierlich und sehr langsam

         Ⅲ.Scherzo:Sehr schnell

         Ⅳ.Finale:Bewegt,doch nicht schnell

 

指揮:チョン・ミョンフン

東京フィルハーモニー交響楽団

 

 

東京フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会2023/24シーズンが始りましたルンルン

3公演のうちの1公演目、まさにシーズンスタート公演です。

 

毎回期待を裏切らないマエストロ・ミョンフンさん、楽しかったです照れスター

 

 

前プロは、幕開けとしては少し地味(?)かなと言う印象でしたけど、三大交響曲の1つとされる曲ですからね。

穏やかな幕開け。

 

気のせいか、ちょっと緊張と言うか音が堅い気がしないでもなく、メインプロのためにエネルギーをキープしてるのかな?と言う印象もなくはなかったけど、徐徐にオケの音にも温かみが増してきた。

ちょっぴり眠気を誘いそうなぬくぬくした演奏。

 

まぁ、シーズン最初1曲目の本番ですから、そんなもんかな?と。(←偉そうですが)

 

 

メインプロのブル7。

去年10月にラトルとロンドン響の演奏で聞いたばかり。

その時も大感動だったけど、この日もとっても良かった!!爆  笑

まだまだ敷居の高いブルックナーですけど、この7番は私にとってはとても聞きやすく楽しめる数少ない(唯一!?)のブルックナーの交響曲です。

 

 

チェロの低音!ゾクゾク!

第2楽章のワーグナーチューバはほんとに心に染みたし、ワーグナーへの葬送曲のとこはやっぱウルウルえーん

ホルン首席ソロも素晴しかったスター

第2楽章、ほんと美しいキラキラ

 

そして東フィルの金管、やっぱ好きだわ~照れ

全楽章通して、ホールに響き渡る音にワクワクしました。

 

前シーズンまで金管奏者の間にはアクリル板が設置してあったのですが、(とうとう?)今シーズンからはそれがなくなりました。

 

前プロではちょっと大人しめのミョンフンさんでしたけど、メインプロでは徐徐に指揮にも熱が入り、第3楽章の金管が吠えまくるヒーローのテーマ(勝手に命名w)みたいなとこは、リズムに合わせて片足あげるあげるw

 

ミョンフン さんてノリノリな時、片足のかかとに重心をかけて少し後ろに反り気味な感じで、もう片方の足はつま先上げてリズムに乗る感じなんですけど、そのポーズが炸裂!!!!

それプラス膝も上げてたアップアップアップ

 

オケももちろん熱くなり、コンマスの三浦さんは、客席側の右足が時々ステージからはみ出てました。

思わず踏み込んでしまってるんでしょうね。

ステージから踏み外さないか、ちょっと気になってしまった笑

 

最後は大熱演のフィニッシュ!!

大きなブラボーが飛びましたルンルン

 

 

終演後はいつもの一般参賀。

シーズン最初の演奏に喜びを表すかのように、オケメンバーみんなをステージに呼び戻して、数人の奏者とハグ、ハグ。

とても嬉しそうでした。

 

今夜もサントリーホールで同じ公演がありますが、間違いなくさらに良い演奏になるの間違いなしだと思います。

 

今シーズンの東フィル定期演奏会、良いスタートが切れたと思います。

そして楽しみです!

 

 

そうそう、この日、ステージ上には、弦楽5部が14-14-12-10-8でした。

こう言う場合、14型って言うのかしら?それとも16型?