こんにちは

 

ピアノと一口に言っても、様々なものがありますね。

 

大きく分けると

 

生ピアノ (アプライトピアノ、グランドピアノ)

電気ピアノ

電子ピアノ

 

の3種類です。

ここまで読んで、え?電気ピアノと、電子ピアノって違うの?という方がいらっしゃるかもしれません。

そうなんです、違うんですよ。

 

今は、電子ピアノが主流かもしれません。日本の住宅事情から言っても電子ピアノは便利。

 

音の大きさが変わること、ヘッドフォンができること、子供たちにとっては、音色を変えられるのもたまには面白いですね。そしてなんと言ってもお値段も幅が広い。

 

では、電気ピアノ電子ピアノの違いは、、というと。。。

 

電気ピアノは、いわゆるエレピと呼ばれるものです。

 

普通のピアノは木製のハンマーが弦を叩き、弦が鳴る音をピアノのボディ(木製)が響かせることで音がなります。もちろん、電気の力はもちろん使いません。

 

電気ピアノにも、実はハンマーがあります。ただ、そのハンマーが叩くのは弦ではなく、金属の棒なんです。

これはメーカーによって違いますが、私が20歳のお祝いで着物の代わりに手に入れたのはフェンダーのスーツケースという電気ピアノでした。 ハンマーで実際に金属を叩くので、電気を入れなくても小さな音がするんです。

 

ある意味アコースティックギターに対してのエレキギターと同じ。音がなるけどそのままだと小さい。そこで電気の力登場!!!!電気を使って増幅させます。

これが電気ピアノ

 

電子ピアノってゼーーーーんぜん違うのです。

電子ピアノは極端に言えば、、、パソコンに似てるかもしれません。

 

電子ピアノの中には、様々な楽器の音から作られた、またはサンプリングされた音(生ピアノとか、電気ピアノの有名どころの音などなど)が入っていて、ボタンを押せばその作られた音になり、弾けば、その音色で発音されます。

 

電子ピアノは「何かが物理的に動いて叩く」わけではないので、鍵盤も軽いものが多いですね。

わざと重くしてピアノに似せているものもあります。折りたたみもありますし、幅が広い。

 

一方電気ピアノは、持ち運びができるはできますが、、、重い。だってハンマーも弦の代わりに、鉄筋のような金属が音階分入っていますから。

 

ステージになるとさまざまなピアノに会います。現地で初めまして、、、のピアノを弾くのは初対面の人と漫才をするようなもの。だから、特徴を掴みつつリハーサルをします。そこが楽しくもあります。

 

一方、電子ピアノは電気コードさえ突っ込めば、どこでもいつでも同じ音が出ます。

録音スタジオは別ですが、電気ピアノがあるというホールや、ライブハウスは少なくなりました。

これは私の好きなベーゼンドルファーの生ピアノ