なんだ?!この曲たち??と
夢中になった作曲家その(1)
こんばんは
昨日は私を目覚めさせてくれたピアノの先生のお話でしたが、今日は作曲家の話です!!
ジャジャーン、長くなりそうな予感。何年も夢中になっていた人の話なので。
小さい頃からラジオから流れる曲をコピーしては夢中になっていた私でありますが、なんといっても夢中になった代表は バート・バカラック だと思います。
皆さんにも、夢中になった作曲家、いらっしゃいます?
ショパンとか、シューマンとか?
私はクラシックの作曲家が素晴らしいと分かったのは、もっともっと後のこと。
浅はかにも、当時はその凄さがわかりませんでした。
それよりも何よりも、幼い頃からアメリカ文化
に興味があった私は、一時期、本当に明けても暮れても、この人でした。カッコよくはない、、渋い人。
アメリカ人に会うと、このまま私をアメリカに連れて帰って欲しいと思ったほどです。
テレビ番組にも影響されました。「奥様は魔女」とか「ニューヨークパパ」とか、あの芝生が家の前にあって縦型の掃除機がある、パパは、会社に行くときに、ママにキスをする、きゃーーーーっ!!憧れましたねえ。
あ、話がそれました。
彼を最初に見たのは、アンディ・ウィリアムズショー
皆さん、お若いからご存知ないと思いますけれどね、有名なポップス歌手だったんですよ。
その彼のショーを、当時はNHK で放映しておりました。
白黒だったなあ。
そこにゲストとして出てきたのがバート・バカラック!
アンディ・ウイリアムズが、彼を紹介するときに、
「作曲家で3大B は、バッハ、ベートーベン、ブラームス、でも今は4大Bとなりました。「バッハ、ベートーベン、ブラームス、そしてバカラックです」と紹介したのでした。
洋楽をオープンリール(若い方はお分かりじゃないと思いますが、大掛かりなテープレコーダーです)のレコーダーをテレビやラジオのそばにおいては、これ、録音したい!というものは、録音していました。ラインで録音するなんてできません。マイクをテレビやラジオの前に持っていって吹き込みます。よくやってたなあ、あんなこと。
周りの雑音も拾いつつ、、、
アンディ自身が彼の曲を歌ったり、バカラックがインストルメンタルで演奏したり、その10分ほどは今でも忘れられません。
代表曲の一つ「アルフィー」から始まって。。。ああ、蘇るううう。
それが、、みんな、超絶カッコよく、聞いたことのないメロディラインでした。アップダウンが激しくて、それを歌いこなせる人も大したものであり、また、こんな素敵で、ちょっとマニアックなメロディがヒットするアメリカという国が、本当に羨ましく思ったものです。はい、ここで、またアメリカ大好きが強まります。。。手がつけられない時代。
後から調べれば、彼は、3つの音楽大学で学び、西洋芸術音楽の作曲を錚々たるメンバーから教わっていることがわかり、だからこその展開、だからこその構成、と納得。
私としては、普通に聞いていたら見逃す変拍子が、まるで魔法のようで美しく、ため息モノでした。
なんで、こんな曲、作れるんじゃあ??
と彼を知りたくて、そのときに手に入れられるレコードを必死に買い漁り、全部コピーしてやるうううううう!と放課後を楽しみにしていた中学時代です。
長くなるので、この辺で。
皆さんも、好きな人や、好きな作品のこと、話すとキリがないでしょう?
バートバカラックが何を書いた人か、、、参考までに。。
雨に濡れても(映画「明日に向かって撃て」の主題歌)
Close to You (カーペンターズでもヒットしました)
"Arthur's Theme"
"That's What Friends Are For"
はああ、どれもこれも名曲だわあ。