椅子の高さは、腕と平行になるくらいの高さ、肩の力はぬいて背筋は伸ばしましょう。
まん中の『ド』の音が体の中心、おへそにくるように。
椅子にはドカッリ座るのでなく、腰をかけるように。
足が届かない子供の場合は足台を使って安定させましょう。
(足がブラブラしていると集中力もかけてしまいます)
足台が不要になったころには、ペダルも使うようになる方が多いですね。
椅子とピアノの間はパッと立ち上がることができるくらい、スペースをとりましょう。
左足は、少し手前にひいて重心をとり体を支えます。
空間があると、腕を大きく使え、重心移動がスムーズです。
ホールに響きわたるような大きな音を出したい時は、体の重みを乗せるように弾きます。
この感覚をつかむために指を鍵盤にのせて、バンと立ち上がる練習をよくしました。
ピアニストの方で今にも立ち上がらんばかりの演奏される方もいますが、パフォーマンスだけでなく
全身をつかって弾いているのだと思います。