先月、1月9日
母が亡くなりました!
94歳、老衰で静かに息を引き取り
生前の顔より、ずっとずっと穏やかな死に顔だったことに
驚いています。
16歳の少女の頃から、今まで94歳まで苦しみの人生だったこと、
これでやっと楽になったと私は、心の底から安堵しているのです。
そして、私が、母の魂を後世に伝えて行きたいと思うのです。
大東亜戦争の浜松空襲で、母は16歳の時、学徒動員で爆弾が母の左足を貫通し、
当時の手当が粗末なものゆえに、後遺症が長年の苦しみを抱えた人生を送っていました。
アメリカの国の爆弾が母の人生の自由を奪ったことを
母はアメリカの国を恨んではいなかったのです。
母が生前言っていたこと
アメリカの国を恨んでいないけど、戦後の復興で日本が高度経済発展の時代の為、
戦争被害者を思いやることない人びとに悲しいと言っていました。
私は、この精神こそ日本人として誇れるもので、
やられたらやり返すのではなく自分に置かれた状況を受け入れて
受容と相手を許す心を持つことができた人生だったのでしょう。
肉体の苦しみから解放されて、軽やかに魂が解き放たれ
自由に飛び回っているような気がするのです。
お母さん❣️
良かったね❣️