【新品ピアノ】コンパクトなグランドピアノ G152BB-B3-Z | ピアノ百貨 大船店blog

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大船店スタッフが展示ピアノのご案内や身近な発見・できごとをお知らせします。

神奈川県のJR東日本、東海道線や横須賀線、京浜東北線などのターミナルであるJR大船駅。鎌倉市ではあるのですが鎌倉より横浜市に隣接し、多くの人が乗換駅として利用されています。

 

※大船駅(西口)駅前の小山に拝める大船観音

 

その大船駅からすぐそばにある湘南のピアノ百貨からお送りします。このところ中古ピアノの紹介が多かったのですが、今回は久しぶりに入荷した新品グランドピアノの紹介。

 

大船ショールーム

 

Gebr.Perzina GBT152BB-B3-Z

間口149:奥行152:高さ101(cm)

 

コンパクトなグランドピアノ

※人気のコンパクト型グランドピアノ

 

ゲイブル、ペルツィーナと私たちは呼びます、まるきり日本語読みですが。

 

「ゲイブル」は兄弟という意味、「ペルツィーナ」は人名。要するに兄弟が立ち上げたピアノメーカー、ということですね。

 

Gebr.Perzina

 

ヨーロッパを中心に、よく「***&Sons」と鍵盤蓋を開けた所に書いたピアノがあります。

世界の名器といわれる「Steinwey & Sons(スタインウェイ)」等が有名ですね。

 

この「Sons」は息子たちという意味で、家族で受け継がれたピアノメーカーを表しています。

 

 

ちなみに日本ではヤマハ、カワイ、アポロが有名どころのメーカーとして知られています。鍵盤の蓋(ふた)を開けると刻印されているのはメーカーの名前が書いてあるとお思いの方、意外と多いのではないでしょうか。

 

ヤマハは「日本楽器製造株式会社」、つい35年前の1987年(昭和62年)に現在のヤマハに社名変更しました。ちなみにアポロは現在もメーカーは「東洋ピアノ製造株式会社」。

 

 

クルマに「トヨタ」「ホンダ」って車種がないのと同じく、以前のヤマハはあくまでひとつのブランド名で他に「ETERNA」「KAISER」などのピアノも造っていました。

 

※刻印は良質なユーロ素材を使用している証

 

話が大きく逸れてしまいました。今回入荷の新品グランドピアノ、要望の多いコンパクト型。

 

最近はピアノ教室の先生ですら、コンパクト型グランドへ入れ替えしたいと相談があります。

 

 

小ぶりなタイプではあるものの、楽器として重要な素材にこだわりがあります。

 

ピアノの心臓部である、音を響かせる響鳴板にヨーロッパのホワイトスプルースと呼ばれる目の詰まった高級松材を使用。その他、弦やハンマーフェルトなどの重要な部分も良質のユーロ材を使用しているそうです。

 

※太くて頑丈な脚部とダブルキャスター

 

ヤマハなどではC5,C7など上級者用グランドから採用になっている頑丈なダブルキャスターも使用。

 

ショールームではベテラン技術者や調律師が、内部アクションや鍵盤の最終調整、そして念入りな調律を実施しています。

 

 

小ぶりなタイプとは思えない豊かな音をぜひショールームでお確かめください。

 

Gebr.Perzina GBT152BB-B3-Z