【中古ピアノ】高品質なアップライトピアノ BU50BWP | ピアノ百貨 大船店blog

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大船店スタッフが展示ピアノのご案内や身近な発見・できごとをお知らせします。

神奈川県の鎌倉市。横浜市に隣接しJR東日本の東海道線や横須賀線、京浜東北線など各線が停まるターミナル駅「大船(おおふな)」。私たち湘南のピアノ百貨はこの駅からすぐそばにあります。

 

鎌倉市・極楽寺の駅

※江ノ島電鉄の「極楽寺」駅(鎌倉市)

 

ショールームにはヤマハやカワイをはじめ、常時20台以上を展示しています。内部調整や調律など状態を整えたピアノを実際に触れて、弾いて選ぶことができます。

 

写真は4月のある土曜日。雨がちらつく中、お客さま宅へピアノの点検訪問をするとき。

 

江ノ電 極楽寺駅

※テレビドラマなどでも有名な景観

 

今年のNHK大河ドラマの舞台となっている鎌倉。少なからず興味をお持ちの方がいるかも、と撮ってみました。鎌倉七口のひとつ、極楽寺です。わかる人には分かるニコニコ...。

 

BALLNDAMM(バリンダム)

※ヤマハ・カワイに次ぐ国内3位メーカー、東洋ピアノ製造

 

さあ、本題に入りましょう。ショールームに新しく仲間入りした中古ピアノの紹介です。最近は近隣ピアノ教室からも中古ピアノの引き合いが多くなってきました。

 

BALLINDAMM BU50BWP

横幅153:奥行き65:高さ133(cm)

 

ピアノの内部

 

東洋ピアノ製造(本社・工場:浜松市磐田市)。1995年製と年式も浅め、内容重視の方に人気のピアノです。

 

特徴のある弦押さえ

 

弦やハンマーフェルト、響鳴板など素材へのこだわりのほか、倍音をきれいに発するとされる弦の張り方(カットブリッジ)など、さまざまな特色があります。

 

調整されたアクション部

 

いつもお伝えすることですが、造りが良いピアノでも中古ピアノはその整備内容が重要です。

 

内部のクロスやフェルト、スプリングなどの部品に腐蝕や欠損がないか。

 

磨き上げられたキーピン

 

鍵盤を支えるバランス(向かって奥側)キーピンに腐蝕やサビがなく、磨き上げられているか。クッションとなる底部のパンチングフェルトに欠けや虫害などはないか、など。一般の方から見ても、かなりわかりやすい部分と思います。

 

パンチングフェルトも要確認

 

同じく鍵盤に向かって手前側、フロントキーピンとパンチング(グリーンのフェルト)に異常がないか。要チェックです。

 

状態の良いブッシングクロス

※状態の良いブッシングクロス

 

実際には、鍵盤やアクション(内部器械)をピアノ本体に納めた後、鍵盤の深さや戻り調整(整調)、ハンマーフェルトと弦の当たりを適正にするなど、音をバランスよく響かせるための調整(整音)。そして皆さんご存じの(調律)をしていよいよ完成です。

 

東洋ピアノ製造の高品質ピアノ

※東洋ピアノ製造の高品質ピアノです

 

ピアノは楽器ですから、あくまで弾き手の好みがあります。プロであるピアノ教室の先生たちでも好みが分かれることはありますが、内部素材や造りにこだわりを持った逸品であることは確か。

 

ぜひ、この良さをわかってくれる人に出会うことができますように。

 

BALLINDAMM(バリンダム)1995年製