こんばんは
関田ピアノ教室のブログへようこそ🎹
今日はレッスンをお休みして、舘野泉さんのピアノリサイタルを聴きに行って来ました
舘野さんと言えば、ピアノ界においては巨匠、レジェンドです。
北欧フィンランドに長く住まわれていて、そこで演奏活動をされていました。
フィンランド=サンタクロース
のイメージが強いけど…
いやぁ、御年86歳!
そんな歳には見えない演奏でした。
左手だけの演奏でも迫力はありましたし、目を瞑って聴くと、両手で弾いているように聴こえます。
素晴らしかった👏
素敵でした
重厚感、穏やか、優しさに満ちあふれた演奏で感銘致しました。
実はリサイタルで聴くのは初めて。
邦人の作曲家の演奏がプログラムに組み込まれ、なかなか面白い
曲の終わりや始めに、1曲1曲丁寧に説明されて、分かりやすかったです。
物語を題材にして作られた曲があり、小泉八雲の『振袖火事』
これは江戸時代の怪談話しですよ~
ちょっと御紹介
「裕福な商人の娘が美しい若侍に一目惚れし、恋患いのあげく死んでしまう。娘の残した振袖は寺に寄進され、その後、町の娘達の手を転々とするが、その振袖を手に入れた娘は次々に亡くなってしまう。ついに坊さんがこの振袖には呪いがかかっていると気付き、振袖を燃やさせる。燃えさかる炎の中から祈祷の文字が現れ、火は寺に燃え移り、ついには江戸の町が大火に見舞われた。これを世に言う振袖火事(1655年)という。」(プログラム解説より)
もう一つは「海と沈黙」
遠藤周作さんの「沈黙」という本を題材に作曲されたそうです。
個人的に、特に印象に残り良い曲だなぁ~と思ったのは…
「時のはざま」
「風に…波に…鳥に」
「赤とんぼ」
アンコール曲は
カッチーニのアヴェマリア
ジィ~んときちゃいました。。。
会場からはすすり泣く声が…😢
最後に、ハミングホールの感想を言って下さいました。
「とても響きの良い、癖のないホールで大変良かったです。ピアノも良い状態で大変良かったです。このホールに来るのは初めてかと思ったら10年前にも来たらしいけど、忘れていてごめんなさい😆家からタクシーで2時間かかって、えらい遠くまで来ちゃったなぁ、と思いました。また10年後には来たいと思います。今、86歳だから10年後は96歳になっているけど、ちゃんと演奏します😄」
と、挨拶されていました。
凄いエネルギーを感じました!
生きる力を感じました。
舘野泉さん、ありがとう
また東大和市に来て下さいね
吉松隆さんの曲も素敵でした
最後までブログを読んで下さりありがとうございました