子供にピアノを練習をさせるための声掛けにアタッチメントが有効? | アラカンピアノ講師のレッスンブログ 森田音楽教室のブログ

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ブログをお読みくださりありがとうございます。

 

今回は教室の生徒さんにも使えるのではないかと思ったアタッチメントの子供への声掛けについて。

 

私はアタッチメントについては

知らなかったのですが、少し前のNHKのあさイチの番組で紹介されていて

とても参考になったので思ったことを綴ります。

 

アタッチメントはについては番組ホームページをご覧になるのもよいかと思います。

 

私が見たのは↑の回。(写真:番組HP引用)

 

 

写真の親子 中学年くらいかな。

リビングでダラダラする娘さんと

宿題をするしない・決められたお手伝いをする、しない

で相当なバトルを繰り返しておりました。

 

まあまあ娘さんが反抗していて「したくない」~とだらだら~

なかなかな言葉で反抗もしてくる。女子のほうがその傾向は強いかもですね。

 

たまりかねたお母さんは「宿題をしなさい」的な命令口調で詰め寄り、

バトルの末娘さんは「もう、絶対にしない!!」とキレて部屋に閉じこもってしまいました。

お母さん完全に敗北ですね。よくあるパターンではないでしょうか。

 

ピアノの練習をしない子供に対してもこのパターンで詰め寄っていませんか?

 

この場合のアタッチメント的な接し方の正解とは?宿題をピアノに置き換えます。

 

 

子供への声掛けのNG

ネガティブトーク

 

×命令「早くピアノの練習しなさい」

×質問「ピアノの練習やったの?」

×批判「…じゃないでしょ」

「ピアノの練習の時間だよ」と「お知らせ」する

子供が口答えしたり、言うことを聞かないときは

↓無視してやり過ごす

(自分を落ち着かせるということかな)

無視してトイレに閉じこもるのも良いらしい。

これにより、番組の娘さんは、しばし自分で考え、自らお手伝いをしだしました。

 

 

 

ポジティブトークに切り返る

 

 

〇褒める「~してかっこいいね」「上手くなってきたね~」

〇繰り返す「子供の言葉をおうむ返しする。」

〇行動を言葉にする。「練習してるね。」「練習頑張ってるね。」

 

ポジティブトークわかってても「なかなか言えない~」と思うかもしれない。

「いや子供が練習してないからそれが言えない」とかね。

 

番組では、やりたくなさそうに宿題の教科書の読み始めたタイミングに、

母親が娘の読んだ国語のタイトルをオウム返しすると妙に素直になり勉強し始めた。

意味のない脈略でも、何か娘さんの言葉をおうむ返しするのが

不思議と効くんだ!と思いました。

 

又教科書を開いているものの、だんだんと集中せずだらだらしていたところに、

「宿題やっているね」と声かけると表情が変わって自ら集中出しました。

本当は宿題やってなくてもやろうとしてるのだからそれでいいのか。

 

普段ならそのやる気のない態度にイライラするところかもですが、

少しでもやろうとしているところで声掛ける。

ついつい、もっとちゃんとしてほしい、ダラダラせずやってほしいと更に上を求めてしまうけど。

 

子供からすると「今やろうと思ったのに言うんだからな~」のパターン。

 

ポジティブトークのちょっとした工夫で、娘さんの表情と反応が変わったので驚きです。

明らかに前向きに自らやり始めたので。

ネガティブトークで責められていた時の表情は、嫌で嫌でしょうがないという顔でした。

 

そもそも娘さんのそんな嫌な顔はみたくないですよね。

自らやろうと思って、やってほしいんですよね。

そうするには、どう声かけたらいいんだろう。

 

子育ての真っ最中そう簡単にいかない場合もあるけれど、

参考にしてみてくださるといいなと思います。

 

 

 

 

 

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