レッスンの隙間時間に急いでこちらへ🚲💨

自転車で行けるありがたいミュージアム。


世田谷美術館で開催中の「民藝」です。




入り口の言葉に、すでにこだわりを感じる。



このテーブルセッティングは撮影OKでした。

家具も食器もしつらえも素敵。



よく見ると火鉢にも動物の頭とかついてて。



すべてに手仕事の温かみと触りたくなるような本物の質感を感じます。






そういえばバルトークもトランシルヴァニアの家具や民芸品に囲まれた部屋にいたのだなあ、などと考えました。



こちらは現代風に世界中の民藝の品々をしつらえるとどうなるか?という遊び心のコーナー。

日本だけじゃなくアフリカとかペルーとかあちこちのテイストが。




名も無き職人の手仕事に価値を見出した、柳宗悦と仲間達の審美眼とものの考え方はすごいなあと感じました。

イギリス人のバーナード・リーチと彼らの友情も、国を超えて文化をリスペクトし理解する質の高い交流で感動する。すべてが工業化されていく時代に、文化そのものである手仕事の美しさとその技術が失われないように心血を注いだ偉大な働き、民謡の収集とも相通じる世界観。



緑の中にある世田谷美術館はやっぱりいい。




余韻にひたりながらルバーブのタルトでお茶たいむ🫖こういう時は絶対に1人で行くのが好き。




美術館の搬入口で眠るネコ。美術館の一部みたい。