皆様、こんばんは。


夜じゃないけど(毎回言ってる)。


納品調律に2回来ていただいた時に、大体ピアノの話をしてました。

話すことが実は他にないですよね。


調律師さん的に、ベヒシュタインのピアノは、調律師も弾き手も育ててくれるピアノらしく、うちのピアノも漏れなく褒められていました😊

興奮しつつ譫言の様に褒めるのでちょっと怖い。


素晴らしさをいちいち解説しながら作業されるので、見ていて面白いです。


実はあまりピアノのスペックについて書いていなかったのですが、少し書きます。


モデル L165

製造 1961年 ベルリン製

外装 ウォルトナット艶消し

ペダル ソステヌート(改造済)

鍵盤 象牙

椅子 ディスカチャーチのモスグリーン(C.BECHSTEINモデル)


調律師さんによると、譜面台が軽いらしい。

今のピアノは一般的に乾燥を機械でやっていたり、合成材で作られていたりで、接着剤のせいで重たいそうですが、うちのピアノはそんな技術が発展する前の技術で作られているので、自然乾燥した木を使っています。

そうすると、ほぼ木だけの重みなので軽くなるんだそうです。


因みに、木目の関係でうちのピアノさんはとっても可愛いです😍

表情がありますよね、木目が出てる子って☺️


調律師さんはいろんなところのピアノを触る為、売ったお店の品質などの傾向もよくご存知です。


因みに、わたしがお世話になったピアノ屋さんで、ピアノを決めた当時売約済みになっていたアップライトがあるのですが(その子も良い音でした☺️)、先日その子の納品があったそう。

隣県(調律師さんの在住県)だったので、同じ調律師さんが納品に付き合ったそうです。


買ったお店の話になって、わたしも、そのアップライトを購入した方も、最初の試弾が買ったお店でのもので、その後は他所に行っても結局、最初のお店でお願いする、と言うことになったらしいです。


やはり最初の試弾のピアノがある程度は基準になっちゃう訳ですね。

何を重要視するかって人それぞれ。コスパもあるし、予算だってあるし、サイズもあるし。音もあるし置ける場所のこともある。

良いと思ったものをお迎え出来るのは、本当に幸運なことです。


圧倒的に良かったので、周りにマテされなかったらわたしは即決の勢いでしたけども😓


で、ピアノの品質管理の話になりました。


わたしが購入したお店は、調律師さんのこれまで見てきた中で、ベヒシュタイン系に特化してるお店では品質管理がどこよりも良いそうです。

あの親切な店員さんが、ものすごくこだわっておられるから、らしいです。

この他、今回はご縁のなかったとあるお店(こちらはスタインウェイが拘りの様です)もあって、こちらもこれは、と言えるピアノを売られているお店なのだとか。


だから、ピアノの品質はものすごく良いとのことですが、置かれている環境によってどんどん変わっていくので、そこに関しての話もありました。


うちは湿度対策に炭を使っています。



こう言う調湿用のものを。

何故か、冬でもまぁまぁ湿度が高いんですよね。

なので乾燥対策はしていません。


で、結構な数置いてますが、予定ではもう少し買い増しします。

部屋は炭まみれ笑


ベヒシュタインのピアノで言うと、工房での湿度は55度に管理されているのだそうで、その高さ付近におきたいなと言うのがあります。

室温は無理にならない程度の空調で、冬はストーブ1台なのでやや寒いかも。

夏はエアコンの予定ですが、室温があまり上がらないなら、極力使いたくないなと言うのが本音です。


急激な温度変化に晒したくないなと言うのが正直なところなので。。。


湿度は機械に頼る方が一定にはなるのかもしれないのですが、常時使用はあまりやりたくないのと、調律師さんによれば、人間の体感も馬鹿にならないらしく、湿度計で良い数字が出ていても、人間が不快な環境であればピアノにもよくない影響が出ることが多々あるのだとか。


うちの部屋は無垢のフローリングと調湿炭でこのまま頑張る予定です。

多分あの部屋の影の主は調湿炭です🤭


調べたところによると、部屋の広さによって適用数が変わる様なので、最低でも12Lが36袋は必要になります。

1畳=6〜8袋


らしいので。

とりあえず今床下用の16袋と、床上用の4袋があるので(別々のタイミングで買った)、あと8袋買って様子を見つつ買い増しするか決めるつもりです。

炭のマットも導入しているのですよ。

8袋の2回目までは購入しました。毎月8袋増やしてる感じです。

床下用は・・・リネンに包んで置いてます。

さすがに美観と一重の袋なので守る意味でも。


部屋の一角が炭で埋まっています😆


すぐに効果を発揮はしないのですが、ひと月くらいかけて段々と湿度が下がっていきます。

最初は何故か上がるんですよね。

おそらく保管されていた場所などの影響もあるのかもしれません。


ピアノ部屋の1番の特徴は、・・・空気が澄んでいることなんじゃないかなーと思ったりします。


調律師さん的にも良い環境なので、あとは多湿時期がどうなるかによる、と言うお話でした。


手っ取り早くは換気扇な気もしますが。


少しでもピアノに良い環境を目指して!


なんか最後の方湿度対策になってますが、そんな感じです。