おぎさわ音楽教室のブログにご訪問いただきありがとうございます。


さて、ピアノテクニックの向上に数ヶ月に一回レッスンに行っておりますが、

これでいいだろう、と思っていた音色を師に全否定されてしまいました。


奏でる音を歌うように、とは言いますが、指先は喉ではありません。

指の腹の感覚を研ぎ澄まし、欲しい音に近づけていく作業は苦しく険しいものがあります。

なぜならば、聴こえてくる音が全てなので、打鍵して聴こえてきた音が欲しい音ではないと、落胆するのです。


それでも、

「私が出したいのはこの音ではない」という意志があってこその努力を続け、こまめに練習、練習、、なのです。


そう、このコツコツ続けていく道が〝芸術〟なのだと痛感します。


その先にある「私が出したい音」が難なく出せるようになった時は至福の喜びに包まれます。


鍛錬は続きますが、それが私の道なんだろうな

と思うのです。