先生方のお教室に大人の生徒さんはいらっしゃいますか?
私のお教室にも大人の生徒さんがいらっしゃいます。
小さい頃に習っていたけどまたピアノを始めたいとお仕事の帰りにレッスンにいらっしゃる方、お子さんにピアノを買ったら自分も弾きたくなった!というお母様、しばらく違う仕事をしていたけれどまたピアノが弾きたくなったとおっしゃる教育学部音楽科卒業の方、高校生のお孫さんがいるおばあちゃま…いろいろな年代、経歴の方がいらっしゃいます。



大人の生徒さん、みなさんに共通することは何か?と聞かれれば


楽しく
ピアノを
弾きたい



だと思います。
先生方もそれをわかっていて、ご指導されていますよね?

ですが大人の方の『楽しくピアノを弾きたい』は理解できても、小さい生徒さんたちには『楽しくピアノを弾きたい』を認められない先生方が多くいらっしゃるように思います。
それはなぜでしょうか?


小さい生徒さんは、将来音大に行きたいと言われた時に、間に合わないから…という理由をおっしゃる先生がいらっしゃいます。
もちろんそれはピアノの先生として私も理解できなくはありません。
だから楽譜の読み方、基本的なテクニックなどをはじめ、きちんと指導、アドバイスはしているつもりです。
ですが、先生のアドバイスを聞いて練習するかしないか、音大にいくか行かないかも含め、全ては生徒さん次第だと思っています。


幼稚園生の生徒さんに、


将来
音大に行きたいと
言われても
間に合うように


と、本人もわからないそんな先のこと、ピアノの先生が心配する必要があるのかな?と思ってしまうのです。
将来のためにと厳しく指導をして、ピアノが楽しくないから辞めたいと言われれば、本末転倒ですよね!


ピアノの先生として、今アドバイスすべきことをしっかりする。
それを家でやるかやらないかは生徒さん次第!
音大に行きたいと言って、間に合わない!大変だ!となるのも、それでも行きたいと頑張るのも、全ては生徒さん次第だと思っていますむらさき音符
ピアノの先生は『生徒さんの今』に寄り添えばいいのではないでしょうか?



むらさき音符私のお気に入りをご紹介していますむらさき音符