埼玉県志木市でピアノ教室を主宰
ピアノ講師 高倉佳良です
基礎を大切に、歌う心を大切に
長く続けてもらえるレッスンをしています
「音感」ってどんなのがあるの?
のご紹介。
今日は
「音価」
楽譜にした時の各音の時間的な長さの比率
という説明が色々な文献に書いてあります
その昔
口頭伝承の時代でしたら
音符という符号は
そんなに必要なかったと思います。
9世紀頃
当時は教会のコーラス隊が
毎週歌っていて
たくさんある曲を正しく伝えたい
標準化させたい
忘れてしまう音楽を
書いて残そう!
と思った時から
先ず音の高さを書こう!
から楽譜の元祖が始まりました。
(ネウマ譜)
だけど教会のコーラス隊達は
段々とポリフォニーで
複雑にハモるようになってきたら
ハモるタイミングがわからない…
長さもわかるような書き方にしよう!
と、13世紀頃
音の長さやリズムもわかるように
なった原点の楽譜が出来ます。
(定量記譜法)
この音楽を残したい伝えたい✨
という思いで
その後もまだまだ改良が続き
今の楽譜の書き方になりました
楽譜にはそんな先人の思いが
た〜くさん込められています。
口では直接教えてもらえない
何百年も昔の作曲家の思いも
楽譜を見たらわかるようになりました
本当にすごい事です
楽譜という地図から
色々な音価を見つけられるようになると
かっこいいリズムや
素敵なハモリの秘密が見つかります
楽譜の森の中にかくれんぼしていますよ
楽譜の歴史の詳しい話は
それだけで面白いので
またの機会に…
最後まで読んでくださり
どうもありがとうございました
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